2009年10月15日
社団法人日本技術士会(高橋修・会長)の第36回全国大会が15、16の両日、
「社会の安全・安心と技術士の役割」を大会テーマに仙台市で開かれています。
私は16日にパネリスト役として参加させていただくのに加えて、
報道としても2日間、参加させていただきました。
中高生の皆さんは、「技術士」を知っていますか。
実は恥ずかしながら、技術士の方に『学都「仙台・宮城サイエンスデイ』へ
ご出展いただくまで、私は「技術士」を知りませんでした。
では、まわりはどうなのだろうと、試しに工学部の学生や研究者に聞いてみると、
「技術者と技術士、何が違うの?」「具体的に何をしているの?」という反応でした。
これまで出会う機会がないと、やはりなかなか馴染みがないものかもしれません。
そもそも技術士とは、弁護士などと同じ、俗に言う「士業(さむらいぎょう)」のひとつで、
日本技術士会発行の小学校高学年向けパンフレットによると、
「科学や技術の能力を持ち、その能力を活かして社会のために働く技術者のなかで、
国の試験に合格した人だけが使うことができる名称」とあります。
全国で活躍する約55,000人の技術士のうち13,400人が、日本技術士会の会員なのだそう。
(ちなみに同じ士業である弁護士は25,000人、税理士を含む公認会計士は77,000人)
私たちの生活のなかで直接出会うことはなくても、
技術士のひとつひとつの仕事の結果が、私たちの社会を構成する要素になっているはず。
技術士と社会との関係性を探る好機と捉え、日本技術士会の全国大会を取材しました。
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大草 芳江
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2009年10月15日 22:34
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