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2024年 11月 21日 (木)

[vol.1]
第1回宮城の日本酒を楽しむ会 (2006.11.03)

2008年7月30日公開

皆さま、こんにちは。「文化の日に 日本酒を楽しむ会」を主催させていただきます、大草芳江と申します。
今回の「文化の日に 日本酒を楽しむ会」は、私がお客として毎回楽しみにしている「お酒を楽しむ会」を
主催する阿部酒店さんのご協力によって実現した会です。実際にお酒を造っている蔵元と歓談しつつ、自由
にお酒を楽しみながら、宮城の純米吟醸酒の魅力や奥深さを味わうことができる機会になればと存じます。
また三陸おさかな倶楽部さんのご協力により、三陸石巻よりお刺身とお鍋を直送していただきました。
宮城の美味しいお魚を肴に、宮城の美味しい純米吟醸酒を楽しめる会になればと存じます。

普段なかなか飲めないお酒ばかりを揃えていただきました。
「あなたはどうゆうお酒なの?」とお酒に聞き(利き)ながら、飲み比べてみましょう。
銘柄だけでなくお酒の造りや年代にも心に留めて飲んでいただくと、貴方の好みがわかってくるのでは?
ご自分で見て、聞いて(利いて)、日本酒を楽しみましょう!

一.萩の鶴

「亀岡ひやおろし」純米吟醸
美山錦 50%

二.撰勝山

純米吟醸
美山錦 50%

三.乾坤一

純米吟醸 原酒
美山錦 50%

四.萩の鶴

大吟醸斗びん取り
(鑑評会出品酒)
山田錦 40% BY17


五.勝山

大吟醸斗びん取り
(鑑評会出品酒)
山田錦 38% BY17

六.日高見

大吟醸 生
山田錦 40%

七.山和

純米大吟醸
山田錦・蔵の華 40%

八.伯楽星

純米大吟醸
山田錦 40%


九.乾坤一

純米大吟醸
雄町 40%

十.勝山

大吟醸斗びん取り
山田錦 40% BY16

十一.萩の鶴

大吟醸 原酒
山田錦 40% BY16

十二.白露垂珠

純米大吟醸
改良信交 40% BY15

十三.浦霞

大吟醸
山田錦 40% BY15

十四.森民

愛むらさき
古代米おくのむらさき 80



お酒の並び方にも、実は阿部さんの思いとこだわりがあるんです。

  • 1,2,3は、美山錦という同じ種類のお米でつくった純米吟醸酒です。萩の鶴、撰勝山、乾坤一と、蔵の違いを味わうことができます。
  • 4,5,6は、大吟醸です。純米吟醸(1,2,3)と大吟醸というつくりの違いを楽しむことができます。特に4,5は、販売用のお酒ではなく、鑑評会出品酒ですので、普通は飲むことができない大変貴重なお酒です(蔵元の方に、持ってきていただきました!)。6の日高見は一回火入れ(通常は二回火入れ)の「生詰め」のお酒なので、その違いも楽しむことが出来ます。
  • 7,8,9は、純米大吟醸酒です。同じ大吟醸でも、大吟醸(4,5,6)と純米大吟醸のつくりの違いを楽しむことが出来ます。蔵の違いやお米の違いも、楽しむことが出来ます。これらも普通はなかなか手に入らないお酒です。

ここまでは今年つくったお酒ですが、ここからは寝かしたお酒を味わうことができます。お酒を寝かすと、どうなるのでしょう?阿部さんの秘蔵酒なので、これらも普通は飲めないお酒です。

  • 10、11は、去年つくったお酒で、約1年半間寝かして熟成させています。4,5と同じ蔵・同じ米・同じつくりなので、4,5と比較することで、年代の違いを味わうことができます。
  • 12,13は、一昨年つくったお酒で、約2年半以上寝かせたお酒です。今年、去年、一昨年の違い、そしてお米の違いを楽しむことが出来ます。12の白露垂珠は、「きっと2年くらい寝かせると良いだろう」と蔵本さんと2年前に相談して、阿部さんが熟成させてきたお酒です。
  • 14は、興味という部分で、古代米を復活させてつくったお酒を選んでいただきました。こういうお酒もあるんですよ、というご紹介です。デザート的感覚で楽しむことが出来ます。少量生産で、すでに売り切れの商品です。

銘柄だけでなく、お酒のつくりや年代で、また違う雰囲気があります。それを心に留めて飲んでいただくことで、あなたの好みもわかってくるのでは?けれどもお酒は、楽しむことが何より一番。気楽に味わって、楽しみましょう!



お料理のご紹介


刺し盛

刺し盛

今回の鉢鮪は極上の大トロで、大変貴重な食材。
蛸は、生の新鮮なものを茹でています。




鍋物

鍋物

ダシがよく出るものを選んでいただきました。
調味料は水のみ。それにも関わらず、ポン酢要らずの美味しさ。




自家製総菜

自家製総菜


漬物

漬物



会の様子


Five Bridgeの会議室を、皆さんに手伝って頂きながらコーディネイトしました。


食前と食中でお酒の印象は変化します。 その変化を味わって頂ければと思い、 ご飯を食べる前の、最初の30分、 利き酒と利き酒クイズをしました。
こだわりの地酒屋、阿部酒店の阿部さん。 今日も、普段はなかなか飲めないお酒を 揃えて頂きました。
協力頂いた蔵元さん。 勝山酒造の齋藤邦雄さん(左)と、 萩野酒造の佐藤曜平さん(右)です。 お二人とも、とてもお若いです。
今回お料理をお願いした「お魚王子」こと、津田さんです。 極上の大トロをはじめ新鮮なお刺身と、 お総菜(自家製昆布巻と自家製塩辛)。 そして美味しい鍋を持ってきて頂きました。 お鍋はポン酢要らずの美味しさでした。
美味しいお酒とお魚を囲み、
楽しくお酒を飲みましょう。



阿部さんの薀蓄(美味しいお酒の楽しみ方)や、 つくり手である蔵元さんの思いや裏話を肴に、楽しい時間を過ごしました。

利き酒クイズ正解者の方々には、プレゼントが。「日高見 桂焼酎仕込み」。
正解者はなんと7名。でもプレゼントは5本。ジャンケン争奪戦となりました。

(正解者とコメント)
  • 川村忠寛
  • 坂上英和
  • 林隆之
  • 上川康貴
  • 渡邊朋子
  • 泉田渉
  • 遠藤理平(温度の違いに気をつけて、お酒を味わいました)





仙台亀岡の地酒屋 阿部酒店 勝山酒造 勝山 萩野酒造 萩の鶴 三陸石巻直送 津田鮮魚店

文責:大草芳江

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