【お知らせ】スペイン出張中のため、6月15日~21日まで不在です
大変ご無沙汰しておりますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
最近ますます忙しく、なかなか手が回らなかったブログ更新ですが、
不在のアナウンスついでに、いくつかご報告させていただきます。
只今、バルセロナにて開催中の国際大会「International Contest of Applications in
Nano-Micro Technology (iCAN'13)」参加中のため、6月15日~21日は不在にしております。
海外とはいえ、今はPCとネットさえあれば、どこでも仕事ができる、便利な時代になりました。
いつものオフィスやカフェが、飛行機やスペインになったようなものですね。
逆に、"遠くに来た感"がないのも、そのせいなのかもしれません。
ただ、期間中お電話はつながりませんので、誠に恐れ入りますが、
ご用事のある方は、メールでのご連絡をお願いいたします。
♯ 宿泊中のユースホステルが、ちょうど世界遺産サクラダファミリア近くのため、
カフェで買った、生ハムたっぷりのサンドイッチ(1.25€!)を、エスプレッソ(1€!)とともに、
サクラダファミリアを眺めながら食べるという、ちょっと贅沢な朝を体験できました。
さて、なぜ、iCAN'13に参加しているのか、と言いますと、
まず、「iCAN」とは何かと言いますと、ナノ・マイクロテクノロジー(微細加工技術)を用いて、
高付加価値のものづくりを試作・提案する、学生(高校、高専、大学・大学院生)対象の、
国際コンテストです。
本イベントは、世界中の学生たちのイノベーティブ(革新的)な精神を促し、
教育・学術・産業界の連携プラットフォームを構築すると同時に、
ナノ・マイクロテクノロジーを用いた新たなアプリケーションを生み出そうと、
2010年から(前身イベントは2007年から)中国を中心に毎年開催されています。
ちなみに、我々natural science 「ものづくり講座」の学生講師陣チームも、昨年、
北京で開催されたiCAN12に出場し、世界第3位に入賞しました(そのご報告はこちら)。
そして、来年度のiCAN'14世界大会は、初めて日本で開催されることになり、
そのうち、Exhibition を、私どもNPO法人 natural scienec が主催する
『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』と同時開催する運びとなりました。
世界大会が地元・仙台で開催されるという、せっかくの機会ですので、地元の小中高生も
含めて市民にも広く知ってもらい、開催に向けて盛り上げていくお手伝いをできればと思い、
このたび、『宮城の新聞』としても、「iCAN'13」に同行取材させていただいている次第です。
日本からは、国内予選大会を勝ち抜いた2チームが世界大会に出場。
しかも、2チームとも高校生です(全18チーム中、高校チームは日本だけ)!
●宮城県工業高等学校「Date Copter ver. 2.05」
●福島県立郡山北工業高等学校「Sma ROBO REAL Smart ROBOT-」
「iCAN'13」国内予選大会では、私も審査員を務めさせていただきましたが、
審査基準である、①新規性 ②実用性 ③完成度 ④パフォーマンスのうち、
技術力はもちろん、特に高校生たちのプレゼン力が、光っていました。
今日のエキシビションでも、専門家ら(←国際会議と併催)の質問に、
高校生たちが堂々と、誠実に答えている姿が、とても印象的でした。
16日はオープニングセレモニー、17日はエキシビション、
明日は、プレゼンテーション、表彰式・・・と続きます。
コンテストの結果が楽しみです。なお、コンテストの様子については、
WEB版ならびに紙版『宮城の新聞』でも、お知らせしたいと思います。
そして、本ブログでのご報告が遅れましたが、おかげさまで今年で7年目となる
『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013』を、7月21日(日)、
今年も東北大学を会場に、開催させていただく運びとなりました。
「科学の"結果"だけでなく"プロセス"を五感で感じられる日」を
コンセプトに、大学や研究機関、企業等、約80の体験プログラムを、
東北大学川内キャンパス講義棟をまるごと会場に、一斉実施します。
7月上旬には、予約制のプログラムで、WEB事前予約も始まります。
その他、詳しい情報につきましては、サイエンスデイWEBを御覧ください。
まだまだ、いろいろ新しい発展があるのですが、それはまたの機会に。
(サマータイムで日本との時差+7時間、もう寝ます...)それでは、また。
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