塩釜市のバイオディーゼル燃料(BDF)製造プラントを取材しました
宮城県内には、いろいろな「日本一」があることをご存知でしょうか?
宮城県のほぼ中央に位置する塩竈市には、
・本マグロ水揚げ 「日本一」
・蒲鉾などの練り製品の生産 「日本一」
・1k㎡当たりのすし店の数 「日本一」
と、さすが水産の街!の「日本一」がたくさんあります。
そこで塩竈では、水産練り製品の生産高が日本一、という地域特性を活かし、
揚かまぼこの生産過程から発生する大量の「廃油」を、
なんと「資源」へと転換してしまう "バイオディーゼル燃料(BDF)事業"
に取り組んでいると聞き、早速取材に行って来ました。
BDF(バイオディーゼル燃料:Bio Diesel Fuel)とは、
軽油などの化石燃料に代わる燃料として、
植物性の油を原料にしたディーゼル用燃料のことを言います。
いずれ枯渇してしまう化石燃料に対して、
菜種油や大豆油、または廃天ぷら油などの植物油を原料とするため、
繰り返し得ることが可能だそうで、
この利用によって、地球温暖化防止協定上では、
CO2はゼロカウントとされているそうなんです。
塩竈では、この取り組みによって、資源循環型社会の構築とCO2削減をはかり、
事業のPR効果による基幹産業の活性化を目的としているとか。
事業運営の母体としては、市民・行政・企業の任意団体からなる
「グローバルエコシティ塩竈推進協議会」が事業を運営。
BDF製造プラントの建設、廃食用油の回収からBDFの製造・販売までの
事業運営については、塩釜市団地水産加工業協同組合が実施しているそうです。
エネルギー問題も、自分のすぐ傍で起こっている取組みを知っていくと、
ぐっと身近に感じるものですよね。
BDFについては、これからも追跡取材を行っていこうと思っています。
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浅野俊生 (2012年9月30日 14:43)
大変世話に成っております又長い間ご無沙汰しております遠田郡涌谷町字中島浅野俊生です、2代目カムリディーゼルターボ今も走り続けて居ます仕事上釜行けません宜しくお願い致します咲枝塩釜