日本技術士会全国大会を取材しました
社団法人日本技術士会(高橋修・会長)の第36回全国大会が15、16の両日、
「社会の安全・安心と技術士の役割」を大会テーマに仙台市で開かれています。
私は16日にパネリスト役として参加させていただくのに加えて、
報道としても2日間、参加させていただきました。
中高生の皆さんは、「技術士」を知っていますか。
実は恥ずかしながら、技術士の方に『学都「仙台・宮城サイエンスデイ』へ
ご出展いただくまで、私は「技術士」を知りませんでした。
では、まわりはどうなのだろうと、試しに工学部の学生や研究者に聞いてみると、
「技術者と技術士、何が違うの?」「具体的に何をしているの?」という反応でした。
これまで出会う機会がないと、やはりなかなか馴染みがないものかもしれません。
そもそも技術士とは、弁護士などと同じ、俗に言う「士業(さむらいぎょう)」のひとつで、
日本技術士会発行の小学校高学年向けパンフレットによると、
「科学や技術の能力を持ち、その能力を活かして社会のために働く技術者のなかで、
国の試験に合格した人だけが使うことができる名称」とあります。
全国で活躍する約55,000人の技術士のうち13,400人が、日本技術士会の会員なのだそう。
(ちなみに同じ士業である弁護士は25,000人、税理士を含む公認会計士は77,000人)
私たちの生活のなかで直接出会うことはなくても、
技術士のひとつひとつの仕事の結果が、私たちの社会を構成する要素になっているはず。
技術士と社会との関係性を探る好機と捉え、日本技術士会の全国大会を取材しました。
詳しくは、後日記事にてご紹介するとして、ここでは当日撮影した写真を掲載します。
来賓挨拶。写真は、奥山仙台市長。
来賓はほかに、川端文部科学大臣、三浦宮城県副知事、
宮崎東北農政局長、数井東北経済産業局長、青山東北地方整備局長。
西澤潤一さんの基調講演「将来社会の見通しと科学技術の役割」
※西澤潤一さんへの『宮城の新聞』インタビュー記事はこちら。
それぞれの立場から見る「技術士の役割」について、
ご本人が出席された来賓の方から、コメントをいただきました。
宮崎東北農政局長からは、農林水産省という立場からのコメントを。
数井東北経済産業局長からは、経済産業省という立場からのコメントをいただきました。
交流パーティーにもご招待いただきました。
記事は後日、ご報告する予定です。もう少々お待ちください。
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