科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ宮城を訪ねました
2009年7月4日(土)・5日(日)、東北大学片平さくらホールにて開催予定の
「学都仙台・宮城サイエンスデイ」(主催:NPO法人natural science )の件で、
本日は、科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ宮城の小池さんを訪ねました。
科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ宮城は、
地域産学官の知的ポテンシャル(研究者・技術者)の活性化や、
大学や公的研究機関の研究成果の社会還元のために、
全国8箇所に設置された施設のひとつで(主に南東北3県を担当)、
地域産学官の交流や研究成果の育成、諸事業との連携により、
新規事業の創出を目指しています。
最近は、科学技術理解増進事業として、科学と音楽を融合させたイベントを手がけているそう。
ご自身も音楽に造詣の深い小池さん曰く、「科学と音楽には、相通ずるものがある」と。
そもそも産業革命まで、芸術と科学は一体のものであった、と聞きます。
それは「アルス」と呼ばれており、それ自体が創造の中核だった、と。
現代でも、アートとサイエンスに差が無いような印象を持つ
科学者や芸術家も、実際に多いようです。
小池さんのまわりにも、科学者でありながら芸術家、という方が多くいらっしゃるそう。
東北工業大学学長の沢田さんも、「美しいと思う感性は、芸術と同じ」と仰ってました。
(沢田さんには、後日詳しくインタビューしたいと思っています)
科学と言うと、客観性や論理性の方ばかりが強調され、客観的で厳密なイメージが強いですが、
アートとサイエンスの背景となる共通の感性を可視化できたら面白いと、改めて思いました。
また、これまで全国をまわってきた小池さんは、
ここ仙台という地域のポテンシャルの高さを感じているそう。
確かに、ほんの数年歩いて見ただけでも、
こんなにたくさんの要素が、この地域にはあるのだなぁと、驚く日々です。
それらひとつひとつの要素を、直接見て・触って・感じて、
これからも形にしていきたいと思います。
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