東北大学サイエンス・エンジェル活動報告会に参加しました
『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』や『宮城の新聞』でお世話になっている、
東北大学女性研究者育成支援推進室さんからご案内いただきまして、
3日に開催された「サイエンス・エンジェル活動報告会」に参加してきました。
サイエンス・エンジェル(SA)とは、次世代の研究者を目指す小中高生に
「女性研究者ってかっこいい」「理系進学って楽しい!」という思いを
伝えるために結集した、東北大学の自然科学系女子大学院生のこと。
「杜の都女性研究者ハードリンク支援事業」の一環として
平成18年から始まり、平成21年から大学独自費により継続中です。
今年度は東日本大震災の影響もありましたが、そんな中でも、
出張セミナーや科学イベントなど計30件の多彩な活動をされたそう。
(『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』にも「DNAってなんだろう?」
をテーマに出展いただきました。どうもありがとうございました)
また、SA活動は「2011年 第6回ロレアルーユネスコ女性科学者日本奨励賞
特別賞」を受賞されたということです(授賞式のようすはこちらの公式ページを)。
報告会では、次世代支援班班長の倉田さんから開会挨拶があった後、
SA全員に感謝状が贈られました。続いて、出張セミナーや体験型イベントなど、
2011年度の活動報告が、各SAから発表されました。
SAの皆さんが「科学のおもしろさを伝えたい」思いを原動力に、
よりよい取組みにするためにはどうすればよいか?を真剣に
考えていらっしゃる姿勢が、よく伝わってくる報告会でした。
私は別件のため残念ながら途中退席でしたが、その後は茶会も開かれたそうで、
OGの皆さんも参加されたようです(OGと現役SAやスタッフによる「SA輝友会」もあるそう)
なお、今年もサイエンス・エンジェルを募集中とのことです。
ご興味のあるかたは、東北大学女性研究者育成支援推進室のHPをご覧下さい。
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改めて一覧にしてまとめてみると、「宮城の新聞」スタート当時から、
東北大学SAさんには、たくさん取材にご協力いただきました。
少しなつかしい気持ちになりました・・・どうもありがとうございます。
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