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2017年 06月 27日 (火)

宇宙と日常とのつながり感じて 東北大サイエンス・エンジェル@天文台

2008年9月7日公開

 子どもの頃から自然科学に親しんでもらおうと、「サイエンス・エンジェルの宇宙観光局」が6、7日、仙台市青葉区の仙台市天文台で開かれ、親子連れら約900人が、宇宙の不思議を体感した。

乾燥や高温・極低温、放射線にも耐える「地球最強の生物」クマムシを顕微鏡で観察できるコーナー

 子ども達に科学の面白さを伝える東北大の理系女子大学院生「サイエンス・エンジェル」が案内人となり、天文学に限らず、宇宙に関連する様々な分野の科学を、実験・体験・展示などを通して解説した。

 会場には、相対論やブラックホールなど宇宙の不思議をわかりやすく解説するコーナーや、乾燥や高温・極低温、放射線にも耐える「地球最強の生物」クマムシを顕微鏡で観察できるコーナーなど、10コーナーが用意された。

 6日には、大学院理学研究科の花輪公雄教授が「研究の面白さと苦しさ」を講演。7日には、作家の瀬名秀明特任教授と理学研究科の小谷元子教授、サイエンス・エンジェルらによる座談会が開かれた。

7日に開かれた、作家の瀬名秀明特任教授と理学研究科の小谷元子教授、サイエンス・エンジェルらによる座談会のようす

 座談会では「宇宙へのあこがれ・宇宙への旅立ち」をテーマに、幼い頃の興味や、お勧めの本、宇宙へのあこがれなどを語り合い、「我々にとって宇宙は非日常。だからこそ、日常的な問題意識と宇宙とのつながりを考えることが、問題の理解を深める第一歩になる」と話した。

 サイエンス・エンジェルの柿崎真沙子さん(医学系研究科博士課程3年)は、「普段は意識しない宇宙と日常とのつながりを、会場から感じてもらえれば」と話していた。

展示・実験・体験・ショーコーナーを設け、サイエンス・エンジェルたちが分かりやすく解説した

 「娘は理系科目に苦手意識がある様子。若いお嬢さん方と接することで、疑問に思ったり知りたいと思う気持ちが芽生えれば」と来場した母親の児童(小6)は、「難しいところもあったが、つくってみたら楽しかった。自分でやってみれば、もっと調べてみようと思った」と笑顔を見せた。

 「サイエンス・エンジェル」事業は、同大が文科省の支援を受け、女性研究者の支援と育成を目的に06年度からはじめた「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」の一環。理系女子大学院生の志願者が主体となり、科学イベントなどで科学の魅力を伝える他、出身高校への出前授業やオープンキャンパスで女子高校生らの話し相手になり、女子の理系進学を後押しする。

【大草芳江】

7日座談会のレポートはこちら

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