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2017年 10月 22日 (日)

女子理系学生のホンネ座談会 取材・写真・文/大草芳江

2008年1月23日公開

科学のおもしろさを伝える東北大学サイエンスエンジェルたちのホンネとは?楽しさからつらさまで、包み隠さずリアルな女子理系学生の「今」を語る座談会です。


基本的な思いは、今もずっと続いている

― 普段はどのようなことをしているのですか?
  まずは、理学研究科・地学専攻の丸山さん。これまでの経緯も含め、お願いします。

丸山:
私が研究している分野は、地球科学系の「結晶成長」という分野です。そう言うと、イメージしにくいかもしれませんが、結晶は化粧品、カメラ、イルミネーション、薬、携帯電話の部品等など、私達の身のまわりで、いろいろな場面で応用されています。良い品質の結晶は、どんな環境でできる(結晶成長)のかが私たちの研究テーマです。心の中でひそかに持っている野望は、地球の成り立ちや生命の根源を考えよう、というところです。興味が地球全体にあるんです。結晶のことがわかれば、太陽系がどのようにできたのかや、一番最初に生命ができた場所を指定できます。それを別の目から見ると、最初にお話したように、社会の役に立つような部分もあるのです。
原:
地球って、誰もが興味を持つところだよね。
丸山:
なんでここ(地球科学系)に来たかと言うと、私はあえて言います!地球を救おうと思ったからなんです。ちょうど私が中学生くらいの頃、地球温暖化やオゾン層破壊等の環境問題が授業で取り上げられはじめられて。その当時の私は、「だったら、オゾン発生器を作ればいいじゃん」って本気で思っていました。
倉澤:
そうそう、中高生の頃って、そういう風に本気で思っていたよね。
丸山:
そういう最初の感覚をずっと覚えていて。進路選択のときは、医学部にも憧れていたけど、私、血見ると、自分まで痛くなっちゃうから(笑)ダメで。だから、「地球のお医者さんになろう」って思ったの。そのためには地球を知らないといけない。そこで「地球科学」という言葉を見て、「それっぽい!」ってことで、地球科学系を選びました。
原:
そういう気持ちがないと、続けられないよね~。
丸山:
基本的な思いがないと、「あ~、ちがうっ!」ってなっちゃうもん。

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