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記者・大草芳江が活動をつづります

2011年9月20日

「三人の酒屋の遊盃の会2011」久々に参加&写真撮影しました

カテゴリ:取材日記

いろいろな意味で、いつもお世話になっている、亀岡の地酒屋「阿部酒店」さん、
そして、「熊谷酒店」さん・「八重樫酒店」さんの、三人の酒屋による毎年恒例の
お酒の会「遊盃の会」に、かなり久々に(兼カメラマンとして)参加してきました。

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というのも、毎年この時期は、物理学会や出張などが重なるため、不参加が続いており、
阿部酒店さんHPの記録によれば、かれこれ2006年以来(え、そんなに昔?)の参加です。

勝山館を会場に、今年は24の蔵元が一堂に会しました(初参加の蔵元さんもあり)。
いろいろな蔵元さんたちと、楽しくコミュニケーションをとりながら、市販酒はもちろん、
蔵元一押しの隠し酒(鑑評会出品酒などの非売品)を楽しめるのが、この会の魅力です。

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阿部酒店の阿部さん、右が「日高見」醸造元の平井さん、左が「伯楽星」醸造元の新澤さん。
(最近で言うと、新澤さんは2009年平井さんは2010年の「お酒を楽しむ会」ゲストでした)

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久しぶりにお会いできて「うれしい!」と思える蔵元さんがいることは、うれしいことですね。
(スタッフ兼お客さんの高橋さんに良く撮っていただきました。ありがとうございます)

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「萩の鶴」「日輪田」醸造元の佐藤曜平さんは、一昨日お会いしたばかりですが、
もちろんうれしいです。一昨日の反省を生かし、今回は記憶を保持したいと思います。
(一昨日の反省点・・・私に足りなかったのは、仕事の自覚と睡眠、そして和らぎ水2L)

【関連記事】米と水から生まれる日本酒のふしぎ 萩野酒造(宮城県栗原市)を訪ねて

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さて、開場までの時間は、準備の様子だけでなく、全出品酒を撮影せねばなりません。
実は、この開場までの時間が勝負なのです。

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というのも、準備終了後は開場まで、「蔵元さんの利き酒タイム」(スタッフも)があります。
その時間をできるだけ長く確保するために、スタッフ皆で力を合わせ、お酒を撮影します。

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酒好きがチームワークを発揮した結果、計76本の出品酒を30分弱で撮影終了。
見事、約20分の利き酒タイムを得ることができました。

ここで一通り、隠し酒だけは利くことができたので、最低限の心残りはありません。
これで、写真撮影に集中できる前提が整いました。(もちろん、飲みますけど)

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いよいよ開場。

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まずは、お客さんの利き酒タイムです。

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ひたすら無言で利く方、蔵元さんとお喋りする方、記念撮影する方等々、
お酒の楽しみ方も、いろいろなんだなぁ・・・と、撮影しながら感じます。

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利き酒クイズの形式は、2006年から変わっていました。
今回は、目隠しされた酒を5銘柄の中から当てるというもの。

ちなみに2006年は、目隠しされた2本の酒を、
全出品酒(約70本)の中から当てるというものでした。

実は、利き酒のコツを新澤さんに伝授していただき、
それで本当に当たったので、驚いて、覚えているのです。
しかし、そのコツを忘れてしまったことが残念でなりません・・・

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そして、開会行事。
主催者である、三人の酒屋さんからご挨拶。

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各蔵元さんの自己紹介。なお写真は、「宮寒梅」醸造元の岩崎ご夫婦。
個人的には、宮寒梅の「Taking the best」シリーズがお気に入りです。

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蔵元を代表して、平井さんからのご挨拶。
あとでお話を伺うと、ご本人は「何も考えてきてないよ」とのことでしたが、
「日本酒全体を盛り上げていこう」という思いが、伝わるスピーチでした。
きっと、本当にそう思っていることだからこそ、伝わったり残ったりするんですね。
(数年前に平井さんから、お酒の席で伺った話ですら記憶に残っているので、すごい)

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阿部さんの眼光が、(いつもに増して)鋭い気がします。

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続いて、各蔵元さんから一押し酒のPRタイム。
写真は、「乾坤一」の久我さん。お酒も人も、ますますしっかりしている感じ。

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「白露垂珠」醸造元の相沢さん。
個人的には、白露垂珠のダイヤモンドダストラベルがお気に入りです。
竹の露さんと言えば、私の超お気に入りスポット「羽黒山」のふもとにあります。
今度ぜひ蔵見学に訪れたいと直接お願いできてよかったです。(実は既に下見は行きました)

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そして、こちら「黄金澤」醸造元の川名正直さん(兼・杜氏)が、すごいのです。
全国新酒鑑評会で8年連続金賞受賞(平成16年~平成23年)の快挙を達成した実力派。
お名前の通り、すごく実直な感じが、人からもお酒からも、常にひしひしと伝わってきます。
ちなみに、昨年の父の誕生日は、こちらの「大吟醸 杜氏五代」をプレゼントしました。

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仕事をする阿部さん・その1。

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仕事をする阿部さん・その2。

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勝山館の今年のメニューは、旬菜三種盛り、牛もつの酒粕汁、戻り鰹叩きサラダ仕立て。
このほか、秋鮭の吟醸酒粕焼と、仙台味噌の焼きおにぎり。今回はちゃんと食べました。

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今年は新たに、「宮城の蔵元さんへの応援メッセージ」コーナーが用意されました。
多くの宮城の蔵元さんが、このたびの東日本大震災により被害を受けたためです。

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お客さんから蔵元さんへ、応援メッセージのプレゼント。

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プレゼントされた応援メッセージを見せていただきました。
蔵元の皆さん多くは語りませんが、並々ならぬご苦労があるものとお察しします。

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しかし最後は、明るく前向きに締めて、あっという間の三時間が終了しました。
楽しく飲みつつ、カメラマンとしての役割も全う!記憶もバッチリ保持されてます。

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そして、集合写真の撮影。
その後、皆さんの二次会にも、(兼カメラマンとして)同席させていただきました。

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その席で、「そもそも酒の味って、何で決まると思いますか?」と新澤さんに伺ったところ、
「それは絶対、人だよ」との即答が。その理由を熱く語る新澤さんのお話を伺いながら、
10年後、20年後の宮城や日本はどうなっているのかな等と、思いを馳せておりました。
いずれにせよ、自分にできることを一歩ずつ着実に積み重ねていきたいと改めて思います。

なお、その他の写真は、阿部酒店さんHPにUPしましたので、
ご興味のある方は、そちらをご覧になってください。

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