2010年6月 9日
それぞれの「人」が、それぞれの前提から、それぞれの思いで、
試行錯誤してつくったプロセスあっての結果が、
総和として、今のわたしたちの社会をつくっています。
しかしながら、複雑化・細分化した成熟社会の今、それらの前提やプロセスを、
リアリティーを感じながら認識することが、なかなか難しいと感じています。
そこで『宮城の新聞』では、「社会って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
それらの前提やプロセスをつくる、いろいろな立場の「人」のリアリティーを通して、
わたしたちの社会を可視化していくことを目指す特集をしています。
今回は、東北経済産業局長の数井寛さんのインタビュー記事を公開しました。
数井さんには、これまで何度かインタビューにご協力いただいているのですが、
お話を伺う度に、「日本人ならでは」を強く意識されている方だなぁ、と感じます。
<これまでの関連記事>
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そこで今回は、そもそも数井さんが「日本人ならでは」を強く意識するのはなぜだろう?
という問いを軸に、「社会って、そもそもなんだろう?」をテーマに、お話を伺いました。
インタビューでは、数井さんがこれまで国際舞台で様々な人々と触れ合う中で感じたことや、
経済産業省が今年6月に発表したばかりのデータも交えながらお話を伺ったのですが、
(日本の一人当たりGDP世界ランキングは23位、国際競争力は22位へ低下!!等)
「グローバリゼーションの中にある日本」という視点が、数井さんという「人」を通して、
大変な臨場感と切迫感をもって、伝わってきたように感じました。
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大草 芳江
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2010年6月 9日 15:57
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