2010年5月10日
それぞれの「人」が、それぞれの前提から、それぞれの思いで、
試行錯誤してつくったプロセスあっての結果が、
総和として、今のわたしたちの社会をつくっています。
しかしながら、複雑化・細分化した成熟社会の今、それらの前提やプロセスを、
リアリティーを感じながら認識することが、なかなか難しいと感じています。
そこで『宮城の新聞』では、「社会って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
それらの前提やプロセスをつくる、いろいろな立場の「人」のリアリティーを通して、
わたしたちの社会を可視化していくことを目指す特集をしています。
本日は、東北経済産業局長の数井寛さんをインタビューしました。
数井さんは、これまで中小企業庁等で数多くの支援施策の立案・実施に携わってきた方。
※「クラフトマン21」(記事はこちら)事業の立ち上げにも、数井さんが携わっていたそう。
数井さんには、これまで何度かインタビューにご協力いただいていますが、
「技術に誇りを持つ日本人ならではの職人気質」が持つポテンシャルを、
肌身で感じている方なのだなと、毎回お話を伺うたびに感じています。
また現在は、東北経済産業局長として、東北という土地を見て歩き、
新たにいろいろと感じていらっしゃることが、あるのではないかと思います。
<これまでの関連記事>
【宮城の新聞】地域の産業界&教育界で人づくり 「クラフトマン21」成果発表会
【宮城の新聞】「技術士」の役割、社会へ発信 日本技術士会全国大会
【宮城の新聞】ものづくりの原点、再確認 TOHOKUものづくりフォーラム
そこで本日は、そんな数井さんという「人」のリアリティーから見える、
そもそも社会とは(そして、日本とは、東北とは)何かについて、お話を伺ってきました。
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大草 芳江
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2010年5月10日 21:09
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