沢田康次さん(東北工業大学学長)のインタビュー記事を公開しました
「科学」に対して、中高生の皆さんはどのようなイメージをもっていますか?
「科学」というと、「客観的で完成されたもの」というイメージがあるかもしれません。
しかしながら、それは科学の一部であって、全体ではありません。
また、中高生の皆さんにとっては、あまり馴染がないかもしれませんが、
実は、ここ仙台・宮城には、たくさんの科学者たちが住んでいるのです。
そこで、『宮城の新聞』では、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
様々なジャンルの科学者たちへ、ロングインタビューをする特集を続けています。
本日は、沢田康次さん(東北工業大学学長)のインタビュー記事を公開しました。
「科学って、そもそもなんだろう?」を探るべく、【科学】に関する様々な人々をインタビュー
その人となりをまるごと伝えることで、その人から見える「科学とは、そもそも何か」を伝えます
30歳の頃、3ヶ月間ずっと白い壁だけを
眺めながら、沢田さんが考えたこと。
それは、目で見えないものではなく、
目で見えるもの、リアルに感じることを、
対象とした科学をしよう、ということだった。
何の脈略もないように見える複雑な世界も、
自らストーリーを紡げれば、目に見えるものは、
生き生きと、まるで宝石のように輝く。
「生き生きしている現象と生きていることの科学」
―そう自らの研究分野を表現する沢田さんという「人」の
リアリティーから見える、科学とはそもそも何かを探った。
<目次>
ページ1:科学に必要なのは、感性とそれを伝える力
ページ1:感動って必要なんだよね、科学に。
ページ1:好き嫌いをはっきりすることは、科学ではすごく大事
ページ1:クズか宝石かは、ストーリーを紡げるかどうか
ページ1:なぜ通分するの?
ページ1:創造的科学とエンジニアの違い
ページ1:枠組みを変えることが、一番おもしろい科学
ページ1:科学ははじまってから、まだ400年しかたっていない
ページ2:「生き生きしている」とはどういうことか?
ページ2:フラクタルとカオス、日本の第一人者は...
ページ2:物理の真髄は、どんな複雑なことでも、少数のものに分類できること
ページ2:生き物が「生きている」とはどういうことか?
ページ2:"外"から見た科学だけでは満足できない
ページ3:心を科学する
ページ3:自分が主体となり、なぜ原因となれるのか?
ページ3:心を相対化する
ページ3:科学の歴史は、相対化の歴史
ページ3:なぜ心って「生き生きしている」の?
ページ3:僕はいつでも僕だから
詳しくは、インタビュー記事をご覧下さい。
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