登米の郷土料理「はっと」を忘年会でつくってみました
先日訪れた「全国はっとフェスティバル」抽選会で当選した素材を用いて、
登米地方に伝わる郷土料理「はっと」を、忘年会でつくってみました。
とても好評でしたので、つくり方をご紹介します。
まずは、材料から。
「はっと粉」と「つゆ」は、「全国はっとフェスティバル」抽選会で当選したものを使用しました。
はっと粉とは、「小麦粉・澱粉」とあります。もちろん普通の小麦粉でも、問題なくつくれます。
今回は忘年会なので、ここは豪華に、雑煮用の「阿波尾鶏(あわおどり)」を使用。
「阿波尾鶏」とは、出荷数、シェアともに日本三大地鶏(名古屋コーチン、比内鶏、薩摩地鶏)
を抑えてトップを誇る、徳島県の地鶏なのだそうです。
お好みの野菜も用意します。今回は白菜と長ねぎを使いました。
しかしながら、どうやら主流は、ごぼう、大根、人参など根菜のようです。
忘れてはいけないのが油麩です。これがないと、味にコクが出ません。
次に、つくり方です。 と言っても、とても簡単。
はっと粉(小麦粉)に水を入れます。
耳たぶくらいの柔らかさになるまで練ります。
手に生地がくっつかなくなったら、OKです。
濡れ布巾かラップをかけて、1~2時間ほど寝かせます。
(あたたかい日なら、30分くらいでも大丈夫です)
鍋にお湯を沸かしダシ汁を入れ、鶏肉や野菜、煮えてきたら油麩を入れて煮ます。
はっとを少しずつとって薄くのばし、1枚ずつ鍋に入れていきます。
汁の味付けは、醤油やめんつゆで。長ネギを入れ、はっとに火が通るまで数分煮込みます。
完成です。 お供に、お気に入りの「宮寒梅 純米美山錦斗瓶中取り」を。
※大まかなつくり方は合っているはずです。が、我流レシピであることをお忘れなく・・・
飲み疲れた頃合に、やはり和風の汁物は重宝しますね。
後半戦に出したところ、一瞬でなくなってしまうほど、好評でした。
ちなみに今年の弊社忘年会は、某コンテスト入賞者の宮崎君セレクションで、ワイン会でした。
産地・ブドウ品種の違いを比較できるようチョイスされた、ワインの解説からスタートです。
ということで、食材もワインに合わせたものがメインでした。
「ROTOLA 生ハムモッツァレラ巻き」は、そのままでも充分に美味しいのですが、
こんがり焼いた鶏肉の上にのせて焼くと、とろりチーズが香ばしく、美味でした。
「creme de saint agur」(サンタギュール)は、クリーミーで食べやすいブルーチーズでした。
塗りやすいスプレッドタイプで、あっという間になくなってしまうほど、好評でした。
最高と名づけられた濃厚なダブルクリームの白カビチーズ「Supreme」(スプレム)は、
とってもクリーミ―で、口の中でとろっと溶けるような食感と、ミルクの旨みが最高でした。
野菜はたくさん用意したのですが(他にサラダほうれん草3袋、セロリ、トマト、ラディッシュ等)、
次回はもっと(一人二束分くらい)、野菜は用意しておいたほうが良いかもしれません。
ポンパドウルのバゲット。パンの香ばしい香りと、パリパリの外皮がチーズに合います。
こちらは、「第1回natural science シンポジウム」に出展頂いた
宮城県農業園芸研究所(農園研)が開発した宮城オリジナルのイチゴ品種「もういっこ」。
先日、農園研で「もういっこ」のお話を伺っていたので、是非食べてみたく、購入してみました。
お酒好きの大野かがくしゃからの差し入れです。こういう歳に、なったのですね。
素材が良いので、美味しくないはずがありません。
「もういっこ」は、驚くほど大粒で、味のバランスが良く、ジューシーでした。
〆は、アイスのポートワインがけ。上品なデザートへと大変身。これは、はまりそうです。
弊社のパーティーは、平均12時間続きます。
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