産総研東北センターの一般公開を取材しました
本来ならばわたしたちの近くにある要素なのに、なかなかその要素を実感しにくい。
しかしながら、それらの要素の集まりを前提としたところに、わたしたちは生きています。
それらひとつひとつの要素を、どうすれば実感を伴って認識できるのだろうか。
そのような命題を、『宮城の新聞』では、まずは足元である宮城・東北をフィールドに、
一歩目は情報という形にして、中高生へ伝えていきたいと思っています。
どのような組織がどのような取組みをしているのかを知る上で、
ひとつの良い機会となるのが、多くの組織で開催される一般公開です。
そこで『宮城の新聞』では今夏、主に研究機関などの一般公開を取材していく予定です。
22日は、産業技術総合研究所東北センターの一般公開を取材しました。
昨日の「TOHOKUものづくりフォーラム」でも取材させていただいた、
「ものづくり日本大賞」特別賞(製品・技術開発部門)を受賞した、
「有害化学物質フリー革新塗装プロセスの開発」についての展示もありました。
二酸化炭素でスプレー塗装する方法を研究している相澤崇史さんです。
近い将来の実現化へ向け、加美電子工業、宮城県産業技術総合センターと共同研究中。
研究者の視点から見た、開発のポイントや課題も伺ってきました。
産総研スタッフ100人体制で全15コーナーと、内容盛沢山の一般公開でした。
記事では、産総研の研究と特に関連性が高いコーナーを、一部ご紹介する形となります。
詳しくは、後日公開予定の記事をご覧下さい。
※2009年研究機関などの一般公開について、これまでの取材記事は下記の通り。
◆「未来の光」テラヘルツ波を体感 理研仙台 一般公開
◆健康と環境支える「縁の下の力持ち」 宮城県保健環境センター 一般公開
◆東北大オープンキャンパス 研究室を紹介 【理学部物理学科レポート】
◆「水産県」宮城の魅力知って 親子が地引き綱体験
◆宇宙への夢ふくらめ JAXA角田宇宙センター一般公開
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