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記者・大草芳江が活動をつづります

2009年5月21日

株式会社ピー・ソフトハウスの畠山慶輝社長を訪ねました

カテゴリ:取材日記弊社取組み

2009年7月4日(土)・5日(日)、東北大学片平さくらホールにて開催予定の
学都仙台・宮城サイエンスデイ」(主催:NPO法人natural science )の件で、
本日は、株式会社ピー・ソフトハウス代表取締役社長の畠山慶輝さんを訪ねました。

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「なぜ、そうするのか」を重視する畠山さん。
「なぜ、それをやっているのか」を、はじめ私に問うた後に、
「なぜ、それをやっているのか」、ご自身のお話もしてくださいました。

畠山さんは、ソフトウェア開発の元・エンジニア。
設立(平成2 年~)当初は、大手メーカーからの受託によるソフト開発をメインに、
ゲームボーイ『ゲームで発見たまごっち』など、家庭用ゲーム機のソフト開発を行っていたそう。

しかしながら、「受託だけではなく、メーカーの立場になりたい」との思いから、
自社独自のソフト開発にも力を入れるように。

そこで家庭用ゲーム機ソフトのプロットタイプを3,4つくるものの、
その根幹となる企画(必然性)がないことに途中で気づき、
「ならば、自分たちの現場で必要なソフトウェア(インハウスツール)をつくろう」と発想を転換。

これまでは、音楽系のソフト開発と言えば、ヨーロッパ、
コンピューターグラフィックス系のソフト開発と言えば、北アメリカが先進国で、
日本は、ソフトウェアのほとんどを、海外からの輸入に頼っていたそうですが、

品質の問題や文化の違いにより「表現したいものが表現できない」ことや、
「日本の企業が世界に通用する技術を持っていることを知らしめたい」との思いから、
純国産の、音楽系ソフトやコンピューターグラフィックス系ソフトを、自社独自で開発。

今では、誰もが知るアニメメーカーのほとんどが、
ピー・ソフトハウスさんのコンピューターグラフィックス系ソフトを使っているそうです。

アニメのエンディングロールを、注意深く見てみると、
「ピー・ソフトハウス」さんの名前を見つけることができるかもしれません。
※例えば、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』など。

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他にも、どのようなソフトなのか、なぜコンピュータなのか、などについても、
いろいろとお話を伺ってきました。

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「世界中でものを売るのに、仙台も東京も、関係がない」と話す畠山さん。
世界を相手に勝負する企業さんが、意外と身近なところで多く存在するのですね。

見ようと意識して、それから動いてみてはじめて気づくことが、
世の中には数多く存在するのだろうなぁ、と思う今日この頃です。






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