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記者・大草芳江が活動をつづります

2010年10月 2日

農園研の一般公開「参観デー」を取材しました

カテゴリ:取材日記

どのような施設がどのような取組みをしているのかを知るうえで、
ひとつの良い機会となるのが、多くの施設で開催される一般公開です。
『宮城の新聞』では昨年から、県内の主な研究施設で開催された一般公開を取材中です。

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初お披露目された宮城県初のオリジナルリンゴ新品種「サワールージュ」開発者で同研究所研究員の菊地さん

3年前から『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』でお世話になっている、
宮城県農業・園芸総合研究所(農園研)の一般公開が13年ぶりに行われると、
企画調整部の北奥さんからご連絡をいただきまして、10月2日(土)、
名取市にある同研究所で開催された一般公開「参観デー」を取材しました。

詳しくは記事をご覧いただければと思いますが、ここでは、こぼれ話を少しだけ。

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宮城県初オリジナルリンゴ品種「サワールージュ」のお披露目会等が今回の目玉とのことで、
記事ではその話題について大きく取り扱っていますが、その開発者である菊地さんから、
糖度と酸度と食味の関係についても、様々な果物等で食べ比べながら、解説して頂きました。

101002_06.jpg

こちらは、サイエンスデイにも登場した糖度計です。
糖度と酸度のバランスによって、食味が決まるとのこと。
同じ糖度でも、酸度によって、甘みの感じ方に随分違いがあることが興味深かったです。

101002_6.jpg

こちらは、宮城県内では珍しい西洋野菜などを紹介する体験教室で試食したメニュー。
メニューは下記の通り。
・加工用トマト「なつのしゅん」を用いたトマトソースのショートパスタ。
・「花ズッキーニ」入りクレープ、トマトジャム添え。
・「フィノッキオ」のスティックサラダ、味噌をつけて。
・「食用ホオズキ」のデザート三種、生・チョコディップ・パウンドケーキ。

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なかでも初めて食したのが、「食用ホオズキ」です。
加熱調理が一般的とのことですが、生でもいただきました。
試食した高校生曰く「マンゴーとトマトを足して二で割った味」。
意外な組み合わせは、生の食用ホオズキ+チョコレート。
ホオズキの酸味とチョコの甘さのハーモニーが、不思議な味の深みになっていました。

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畑も見学。その食用ホオズキは、このように栽培されていました。
(写真は、効率的に実がなるよう、実のない枝を除去する様子)

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このほか、同研究所で開発したオリジナル花きを使ったフラワーアレンジメント体験など。

農園研「参観デー」の詳細は、記事をご覧ください。
また、そのほかの一般公開については、宮城県の研究機関一般公開特集をご覧ください。

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