理化学研究所仙台支所の一般公開を取材しました
本来ならばわたしたちの近くにある要素なのに、なかなかその要素を実感しにくい。
しかしながら、それらの要素の集まりを前提としたところに、わたしたちは生きています。
それらひとつひとつの要素を、どうすれば実感を伴って認識できるのだろうか。
そのような命題を、『宮城の新聞』では、まずは足元である宮城をフィールドに、
ひとつひとつ認識したものを、第一歩目は情報という形にしていきたいと思っています。
どのような組織がどのような取組みをしているのかを知る上で、
良い機会となるのが、多くの組織で夏期に開催される一般公開です。
そこで『宮城の新聞』では今夏、主に研究機関などの一般公開を取材していく予定です。
1日(土)は、青葉台にある理化学研究所仙台支所の一般公開を取材してきました。
理研仙台で研究している「テラヘルツ光」をはじめ、
「光」の持つ様々な性質について楽しめる構成になっていました。
↑ 青空や夕焼けのような空の色の違いが、光の散乱現象によって説明できることを、
簡単な実験装置を使って再現するコーナー
テラヘルツ光は、西澤潤一さんへの取材でも、
何度か出てきたキーワードです(テラヘルツ波に関する著書も頂きました)。
そもそもテラヘルツ波とは、周波数が光と電波の中間で、
電波のように物を透過し、光のように直進します。
テラヘルツ波には、大きな特長がふたつあります。
ひとつめは、透視する力(透過性)。
↑ 麻雀牌を裏面から透視することができます (上段:可視画像 下段:テラヘルツ画像)
ふたつめは、見分ける力(指紋スペクトル)です。
これらの特長を持つテラヘルツ光が、なぜ「未来の光」と期待されているのか。
詳しくは、記事をご覧下さい。
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