宮城県水産技術総合センター「海の教室」取材 & 石巻・南方をドライブ
本来ならばわたしたちの近くにある要素なのに、なかなかその要素を実感しにくい。
しかしながら、それらの要素の集まりを前提としたところに、わたしたちは生きています。
それらひとつひとつの要素を、どうすれば実感を伴って認識できるのだろうか。
そのような命題を、『宮城の新聞』では、まずは足元である宮城をフィールドに、
ひとつひとつ認識したものを、第一歩目は情報という形にしていきたいと思っています。
どのような組織がどのような取組みをしているのかを知る上で、
良い機会となるのが、多くの組織で夏期に開催される一般公開です。
そこで『宮城の新聞』では今夏、主に研究機関などの一般公開を取材していく予定です。
本日は、宮城県水産技術総合センター(石巻市)が「海の教室」を開くと聞き、
早速、石巻へ取材に行ってきました。
宮城県は、漁業の生産量が北海道に次いで、なんと全国2位を誇る「水産県」です。
ちなみに、漁業の生産「額」で言うと、1位はもちろん北海道ですが、
2位は(我が生まれ故郷である)長崎、宮城は5位に。
長崎にいる親戚は、「マグロを食べたがる人の気持ちがわからない」と言っていました。
それだけ美味しい魚が色々食べられる、というある種の誇りなのでしょう。
(ちなみに長崎の壱岐は、大間に並ぶマグロの産地です)
センターでは、宮城の水産業や海にすむ生物への理解と関心を深めてもらおうと、
約10年前から、県内の小学校高学年の親子を対象に、毎年「海の教室」を開催しているそう。
当日はあいにくの雨でしたが、小雨決行とのことで、「海の教室」がスタート。
センター向かいの袖ノ浜で、親子ら約100人が地引き網を体験、その様子を取材してきました。
詳しくは、記事をご覧下さい。
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◆おまけ(周辺情報)
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取材後、石巻から南方周辺をドライブしてきました。
まずは、「りらく」7月号への掲載記事で再び気になっていた
「蔵王プリン」で有名な「ラ・シェール・アンジュ」(石巻市南中里2-4-2 )へ。
東京・池袋にあるナムコ・ナンジャタウンの「プリンの殿堂2006」で全国2位に輝いたことで、
首都圏を中心にして人気に火が付き、宮城県でも知名度を高めたお店です。
ちなみに「ラ・シェール(273円)」というケーキが、人気No1のよう。
地元の方には、シンプルなケーキの方が、特別なプリンよりも人気があるのでしょうか。
「蔵王プリン(315円)」、初めて頂きました。
素材の良さがよく伝わってくる、上品な味でした。
お次は、石巻市にある道の駅「上品(じょうほん)の郷」へ。
農産物産直施設、温泉、休憩施設、足湯、レストラン、コンビニなどの施設を持つ、
道の駅の中でも、大型の道の駅です。
お待ちかねのトマトコーナーが登場。
夏野菜が並ぶ季節になると、嬉しいですね。
トマトを大量購入。
他にバジルやキュウリ、石巻産大豆100%の濃厚豆乳。
宮城県産えごま豚のメンチカツ(160円)を売るおじさん。
「揚げたてですか?」と聞くと、「正直、冷めた方が美味しいんだから」とおじさん。
そこで揚げたてのメンチカツを、少々冷ましてからいただきました。
とてもジューシーで、豚肉の旨味が凝縮された味わいでした。
お次は、宮城県登米市南方町にある道の駅「みなみかた」へ。
町の特産でもある高級牛肉「仙台牛」を用いた「牛丼セット」が、800円でいただけます。
南方町の大嶽山には、奥州三十三観音大嶽興福寺があります。
寺の参道などに咲いたアジサイが、ちょうど見頃を迎えていました。
アジサイの花びらに見えるものは、萼(がく)です。
同じ株でも、色々な形があることに驚きました。
迷って入った林中で、偶然見つけたヤマユリの群生。
おそらく二度と、見つけることはできないでしょう。
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