仙台市教育委員会・教育長の荒井崇さんを取材しました
『宮城の新聞』では、「教育って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
教育に関する様々な立場にある「人」を、インタビューしています。
これまでは、ご縁あって、いくつか県内高校を取材させて頂いておりましたが、
義務教育(小学校・中学校)に関する取材も、これから進めて行きたいと考えています。
そこで本日は、仙台市教育委員会の教育長、荒井崇さんを取材しました。
荒井さんは2004年4月、総務省から出向。
環境局、子供未来局の局長を歴任し、07年度に教育長に就任。
先日の仙台市教育委員会への事前取材では、
仙台市教育委員会が抜本的な学力向上策として09年3月に打ち出した『確かな学力育成プラン』は、
目先だけでない、学力向上に必要なものとは何かを、教育長自ら教育現場に何度も足を運び、
1年半もの歳月をかけ準備してきたものだと伺いました。
そこで今回のインタビューでは、教育長である荒井さん自身が、
学校現場で実際に見て・聞いて・感じたことを中軸にお話を伺うことで、
『確かな学力育成プラン』がどのようなプロセスを経て生まれたかについて、お話を伺ってきました。
荒井教育長へのロングインタビュー記事は、6月に公開予定です。
もう少々お待ち下さい。
インタビュー後、学校教育部 教育指導課の堀越課長を訪ねました。
堀越さんのお話によると、仙台市教育委員会では、
「健やかな心と体の育成」 「確かな学力の向上」 「仙台自分づくり教育の推進」
の3点を最重点事項として、教育活動の推進に取り組んでいるそうなのですが、
今年度からは「社会を支える25歳を目指して」をスローガンに掲げ、
中学校卒業から10年後の「25歳」での自立した姿をイメージした教育、
すなわち「社会的自立をした大人」を育てていく、と新たに位置づけたことが、
今回のポイントのようです。
仙台市教育委員会の学校教育への新たな取り組み、今後も継続取材をさせて頂く予定です。
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