仙台市教育委員会(仙台市教育局学校教育部)へ行ってきました
『宮城の新聞』では、「教育って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
教育に関する様々な立場にある「人」を、インタビューしています。
これまでは、ご縁あって、いくつか県内高校を取材させて頂いておりましたが、
義務教育(小学校・中学校)に関する取材も、これから進めて行きたいと考えています。
そこで、仙台市教育委員会・荒井教育長へのインタビューに備え、
本日は、仙台市教育局 学校教育部へお伺いし、事前取材を行ってきました。
まずお伺いしたのが、教職員課・主任管理主事の大風さんです。
市教委では平成16年度から、現役の学校職員を表彰しています。
教育の現場では、どのような点が評価されるのか。
また、表彰された学校職員が普段心掛けていることは何か。
それを今年2月に取材させて頂き、下記のように、記事としてまとめました。
◇現役の学校職員を表彰 仙台市教育委員会 (09年02月18日公開)
もちろん表彰された切り口が、評価対象のすべてではないものの、
地道な努力を重ね成果をあげている学校職員を表彰し、その功績に報いるためのものです。
大風さん曰く、
「実際の教育現場は、日々の地道な実践で、成り立っている。
目先のことももちろん大切だが、将来性まで見抜くことが重要」。
確かに、教育現場から離れた立場から見ると、
地道な日々の実践が、教育のベースであることを忘れがちになる傾向にあるかもしれません。
お次は、「確かな学力育成室」の庄子修室長へ、お伺いしました。
仙台市教育委員会では、抜本的な学力向上策として
『確かな学力育成プラン』を、09年3月に打ち出しています。
庄子さんは、元・校長先生。
「学校現場の実状が、前提条件」と強調される言葉に、
現場の先生ならではの説得力がありました。
庄子さんには、改めて取材に伺い、詳しくお話を伺いたいと考えています。
また、今回の『確かな学力育成プラン』は、
目先だけでない、学力向上に必要なものとは何かを、
教育長自ら教育現場に何度も足を運び、
1年半もの歳月をかけ準備してきたものだと聞きました。
再来週の荒井教育長へのインタビューでは、
教育長自身が、学校現場で実際に見て・聞いて・感じたことを中軸にお話を伺うことで、
『確かな学力育成プラン』がどのようなプロセスを経て生まれたかについて、
お話を伺えればと考えています。
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