「仙台市太白少年少女発明クラブ」5周年式典を取材しました
ものづくりを通じて次世代を担う子どもの創造力を養おうと、
太白区内のものづくり企業の経営者や技術者、父兄が中心となって、
平成17年1月に発足した「仙台市太白少年少女発明クラブ」。
その5周年記念式典が14日開催されましたので、早速、取材に行ってきました。
会場には、子ども達の作品も展示されていました。
「どんなものをつくろうと思ったの?」
「どこが大変だった?」
「どんな工夫をしたの?」
と聞いてみると、子ども達はきちんと筋道立てて、説明してくれました。
自分で何をどうやっているのかを認識しながら、試行錯誤しているのですね。
記念講演では、「ロボット博士」こと東北学院大学工学部准教授の
熊谷正朗さん(仙台市地域連携フェロー)が、「ロボットをつくる」と題して講演。
熊谷さんらが開発した「玉乗りロボット」の実演も行われました。
「玉乗りロボットをつくりたい」という学生さんの提案が、開発のきっかけだったそう。
同クラブは全国47都道府県に202ある「少年少女発明クラブ」のひとつですが、
「仙台市太白~」のそもそものはじまりは、平成15年。
次世代を担う子ども達に小学生の頃から「ものづくりに対する興味を大きく育てたい」とする
実業家・工藤治夫さんと、若年層の「起業教育」を実践してきた教育者・渡邊忠彦さんが、
準備期間に一年以上をかけ、開講にこぎつけたそう。
慰労会(?)も兼ねた祝賀会では、これまでの5年間の思いを、
それぞれ関係者の方が、スピーチされていました。
ものづくり企業の経営者や技術者の方が中心でしたが、
皆さんの次世代への思いが、非常によく伝わってくる会でした。
詳しくは、記事をご覧下さい。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「仙台市太白少年少女発明クラブ」5周年式典を取材しました
このブログ記事に対するトラックバックURL: https://field-and-network.jp/mtos/mt-tb.cgi/6852