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2017年 11月 21日 (火)

次世代の創造力育て 太白少年少女発明クラブ5周年

2009年03月16日公開

太白少年少女発明クラブ(工藤治夫会長)の創立5周年記念式典が14日、仙台市立太白小学校で行われた

 太白少年少女発明クラブ(工藤治夫会長)の創立5周年記念式典が14日、仙台市立太白小学校で行われた。同クラブは、ものづくりを通じて次世代を担う子どもの創造力を養おうと、太白区内のものづくり企業の経営者や技術者、父兄が中心となって、平成17年1月に発足。「未来を拓く自然エネルギーの活用と技術」をテーマに掲げ、月2回、企業経営者や技術者、教諭らの指導を受け、太白小で活動してきた。

会場には、同クラブ員の作品も展示され、参加者らは子ども達の説明を聞きながら熱心に作品を観覧した

 式典で工藤会長は「ものづくりを通して、生きる力・生きる知恵が育まれると信じている。未来に向けて創造性豊かな人に成長してもらいたい」と挨拶。梅原克彦仙台市長は「私たちの祖先が蓄積してきた経験がベースとなり、君達のひらめきがあって、素晴らしい作品になる。次世代を担う皆さんに、今までの知識を身につけることを基礎として、人間皆が幸せになれる想像力・創造力を発揮してもらいたい」と祝辞を述べた。

 記念講演では、「ロボット博士」こと東北学院大学工学部准教授の熊谷正朗さん(仙台市地域連携フェロー)が「ロボットをつくる」と題して講演。熊谷さんは、ロボットとは何かをクイズ形式で解説し、ロボットをつくるために必要な勉強について、特に数学の大切さを強調、「やりたいという思いがあれば、どんな勉強をすれば良いのかがわかる。皆さんには、つくる楽しさを持ち続けてほしい」と話した。

「ロボット博士」こと東北学院大学工学部准教授の熊谷正朗さんによる「玉乗りロボット」実演のようす

 講話に続き、熊谷さんらが開発した「玉乗りロボット」の実演が行われた。サーカスで玉乗り曲芸をするピエロのように1つのボールを制御して倒れないロボットで、子ども達は真剣な表情でロボットを見つめながら、「どうやってつくったの?」と目を輝かせていた。

 会場には、同クラブ員の作品も展示され、参加者らは子ども達の説明を聞きながら熱心に作品を観覧した。モーターと電池を使い、自由なアイディアで「動くもの」をつくる自由課題作品では、前に進みやすいよう歯ブラシの毛をつける工夫をした「振動モーターカー」や、風量が増すよう羽数を減らす工夫をした「いろいろなことができる扇風機」など、子ども達の個性あふれる工夫が光っていた。

ソーラーカーをつくった大野田小5年生の児童は「シャフトがまわるよう、ストローをつけて直接当たらないように工夫した」と話していた

 ソーラーカーをつくった大野田小5年生の児童は、「シャフトがまわるよう、ストローをつけて直接当たらないように工夫した。半田付けは根気がいる作業なので配線が難しかったが、完成して嬉しかった。次はプロペラをつけて、風も出るようにしたい」と抱負を語っていた。

 工藤会長は「自然の恵みでどう生きていくのか。次世代を担う子ども達に、その種を植えつけていきたい」と話していた。同クラブでは、新年度の参加者を募集中。連絡先は事務局022(245)3474。

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