2009年2月 5日
仙台市科学館を取材しました(その2)
カテゴリ:取材日記
本日は仙台市科学館での打ち合わせの後、先日の取材で撮り忘れてしまった
新展事物・現生貝標本「日本の貝」を撮影してきました。
北から南まで、代表的な貝や珍しい貝、全97種192個。
古生物学の権威、故・畑井小虎さん(東北大教授)と、
増田孝一郎さん(宮城教育大)が長年にわたって収集したというものだそう。
これほど良い状態の貝を、これほどの数、集めるとは驚きです。
次に、八木山動物園で飼育されていたというアフリカゾウの標本を、この機会にじっくり観察。
副館長さん曰く、頭のすぐ下にあるY字型の骨(舌骨?)が残っているのは珍しいそうです。
このフロアに展示されているゾウ標本は、
現生のものから過去のゾウまで、進化のプロセスが辿れるよう、展示されているそう。
わ!昔のゾウの鼻は、やはり短かったのですかね。
そして体がとても大きいことに驚きました(右下の人の頭の大きさと比べてみてください)
改めて科学館を見てみると、ひっぱってみたり、触ってみたりと、
五感で感じる工夫が、所々に施されていることがわかります。
館長さん曰く、「科学館は大人になっても楽しめるところ」なのだとか。
(ご自身も、館長になってから、そう気づいたそう)
この機会に科学館へ足を運んでみると、意外と面白い発見があるかもしれません。
ちなみに科学館を特集した記事は、来週公開予定です。
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