常盤木学園高校を取材しました(追加情報)
先日の「第20回 進学フェスティバル in みやぎ 進学情報Can」にて
取材させていただいた私立高校を、当ページにてご紹介します。
まずは、女子教育へのこだわりを象徴する「女子学」や、
全国レベルの部活が多いことで有名な「常盤木学園高校」に、その特徴を伺いました。
◆ 創立の精神は、「自由と芸術」
創立の精神は、「自由と芸術」。
人間として最高の権利である「自由」を、自分と同様に他に対しても尊重し、
「芸術」活動の実践と鑑賞を取り入れ、創造性を育成し、
その芸術的雰囲気の中で気高い品性を育てることが教育方針。
◆ 音楽科(男女共学)がある
普通科の他に、音楽科が設置されているのが特徴的。
女子校とされているが、音楽科に限り男子の入学も可能。
◆ 女子教育へのこだわり
男女共学化の流れの中、同校は女子教育に重点をおいた学校運営を目指す。
そのひとつの取組みとして、日本初の講座「女子学」を、
平成19年度より普通科で実施している。
「女子学」とは、これから「女性」として社会で活躍していくだろう「女子」が、
将来幸せになるためにどんな生き方をすべきかを、「女子」の視点で学ぶ講座で、
年に数回開催するもの。
学内の教員による企画・運営で、講師は同校の女性教員が中心。
寸劇やスライドなどを用いながら、社会で役立つ情報を提供する。
― 同校が、女子教育にこだわる理由とは何か。教諭の丸山健太さんに聞いた。
「経済的には2位の先進国である日本ですが、社会で活躍する女性の比率は、
他国に比べてまだまだ低いのが現状です。
しかしながら労働人口が減る中、今後、女性が社会で積極的に活躍する場が
圧倒的に増えていきます。そんな中、どうやって生きていくべきなのか。
男女共学校の場合、意識しているかどうかに関わらず、
責任ある仕事はたいてい男子がリーダーシップをとってしまう傾向にあります。
女子校の場合は、すべてを女子が自分でやりますので、
その中で様々な経験を積むことができます。
社会へ出て行くとき、そこで培ってきたリーダーシップを発揮してもらいたいと思います」
◆ 全国的に活躍する運動部
運動部の活躍も有名。
女子サッカー部は、今年の全日本高等学校女子サッカー選手権大会で優勝を果たしている。
また、日本フル代表(なでしこジャパン)に、同校サッカー部から現役で2名の選手が
選ばれている。
また今月3日インドで開催された、2008年世界ジュニアバドミントン選手権大会において、
バドミントン部の佐藤冴香さんが準優勝。日本人女子初の快挙を成し遂げた。
他にも、バトミントン部やソフトテニス部が昨年全国優勝を果たすなど、
全国レベルの部が多い。
◆ 4本の白線が入った伝統のセーラー服
4本の白線が入ったセーラー服は、全国的にも珍しいデザインだと言う。
開校60年以来、変わらないデザイン。
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