(0)
2016年 07月 24日 (日)
記者ブログ
記者・大草芳江が活動をつづります

2011年8月14日

今年も月山登山に行きました(8合目駐車場~山頂の月山神社)

カテゴリ:フォトギャラリー

誕生日を迎えた次の日に、真っ先にしたいことって、何ですか?

私は今年、「月山に登りたい!」と思い立ち、月山登山に出かけることにしました。
昨年初めて登った月山に、「また登りたいなぁ」とずっと思っていたのです。

きっかけは、昨年のブログにも書いた通り、日本人ならではの自然観や宗教観を知りたくなって、
「東北と言えば、やっぱり出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)は外せない」くらいの気持ちでした。

ところが、それから少しずつ、いろいろな山を登っているうちに、
ふしぎと癖になって、今や登山は、週末の楽しみへと昇格。

とは言っても、まだまだ標高差500m程度しか登れない超初心者なので、
参詣道や登山道など、比較的整備された道を中心に歩くレベルなのですが、
それでも羽黒山などお気に入りの場所が見つかり、うれしく思う今日この頃です。

20110814_00.jpg

さて、出羽三山のうち月山は、夏スキーでも有名なくらい、年中雪が積もっています。
けれども、この夏の短い期間、雪を気にせずに頂上まで歩ける季節がやってきます。
結論から言えば、今年は、昨年とは全く違う表情の月山に、出会うことができました。

月山の標高は1984m。私はまだまだ登山初心者なので、8合目駐車場まで車で登り、
8合目から山頂までのゆるやかな道を行く「羽黒コース」を、今年もチョイスしました。

20110814.jpg

それでも往復で約5時間はかかるコースなので、初心者の私は、気合いを入れて、
前日から鶴岡に入り、当日朝5時半に出発。上写真は、そのときの鶴岡市の様子。
朝靄のかかる庄内平野のむこうに山が見えて、なんだか神秘的な朝でした。

100822_02-2.jpg

8合目までの道は比較的空いていたものの、午前7時前の段階で駐車場は、ほぼ満車。
ぎりぎり駐車できましたが、あと1時間半は早くても良いかも。朝靄の月山も見てみたい。

20110814_02.jpg

「羽黒コース」は、往復で約10km。高山植物の写真撮影も楽しみのひとつです。
ところが、新しいカメラの充電器を忘れたせいで、やむを得ず「でんちだいじに」作戦決行。

20110814_03.jpg

山の天気は変わりやすいのです。雲がどんどんできてきます。まるで雲生成装置です。

20110814_04.jpg

帰路でも撮れる高山植物は後回しにして、一期一会であろう風景に優先順位をつけて、
撮影をぐっと我慢。そのため写真数は少ないですが、早めにこの判断をして正解でした。

20110814_05.jpg

という訳で、いきなり9合目を超えた後の写真になりますが、
昨年の強風&真っ白な月山とは全く違う表情を見せた月山。

20110814_06.jpg

20110814_08.jpg

例えて言うならば、
昨年は、「月山って、"三途の川"みたい」と思ったのですが、
今年は、「月山って、"天国"みたい」と思うくらい、別世界といった感じです。
「差のわかりづらい喩ではないか」と思った方は、昨年の写真と比較してみてください。

「いずれにせよ死後の世界じゃん」と思った方もいるでしょうが、実際に、出羽三山では、
『生まれ変わり(擬死再生)』の信仰が根深いそうで、羽黒山で現世利益の御神徳を受け、
月山で死後を体験し、湯殿山で新しい生命を賜わり、再生するとされているそうなので、
きっと昔の人も、月山に登って、そんな気分になったんじゃないかなぁ・・・と想像します。

20110814_10.jpg

さて、天国バージョンの月山は、まるで天国までの道を歩いているような、
心はずむ風景。きらきらしていて、すごく、すてきでわくわくする景色でした。

20110814_11.jpg

「この調子で行けば、山頂も快晴だ!何とか曇る前に到達せねば」と思い、
山頂までBダッシュで登りました。

20110814_12.jpg

そして、山頂からの、この眺め。登ってよかった~!と思う瞬間です。
(昨年は、山頂の存在に気づかないくらい、雲がすごかったのでした)

20110814_13.jpg

頂上には月山神社があるので、今年も参拝しました(神社内は撮影禁止なので外観のみ)。
参拝料¥500 を払って、お祓いをしてもらい、人形(ひとがた)の紙に息を吹きかけ流します。

さらに今年は、絵葉書と月山登拝証までもらえたので、なんでだろう?と思っていたら、
卯歳は月山の御縁年とのことで、今年参拝するとなんと12年分のご利益があるとのこと。
しかも、たまたま本日14日は満月なので、何だか「ツキ」がある気がして、うれしい気分。

20110814_14.jpg

松尾芭蕉が『奥の細道』で残した句 「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」

20110814_16.jpg

いつか、全部の山を登ってみたいものですね。

20110814_17.jpg

下りは、余った電池を使って、思う存分、高山植物を撮影。天気も良くて、幸運でした。

20110814_18.jpg
20110814_19.jpg
20110814_20.jpg

そして、8合目に戻った頃には、曇ってきました。
早起きは三文の徳とは、きっとこのことですね。
これからも登山は、早朝から始めようと思います。

また、これからの抱負としましては、
レベル1: HP(体力)・MP(気力)の自覚、ならびに装備と道具をそろえる
レベル2: 山頂で調理をしてみる
レベル3: 山小屋で1泊してみる
地道にレベル上げをしようと思います。

なお、月山神社の開山時期は、7月1日~9月15日(積雪期は閉山)です。
今年は卯歳ですし、ご興味のある方は、ぜひ登ってみてください。

<追記>
羽黒山や湯殿山も参拝してきました (写真は湯殿山の鳥居)

20110813_01.jpg

月山に登る前日に、羽黒山と湯殿山にも参拝してきました(湯殿山は撮影禁止)。
月山登山に備え、羽黒山・湯殿山は体力温存モードで参拝。カメラも「でんちだいじに」。
なお本当は、羽黒山(現在)⇒月山(過去)⇒湯殿山(未来)の参拝順が正しいそうです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 今年も月山登山に行きました(8合目駐車場~山頂の月山神社)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://field-and-network.jp/mtos/mt-tb.cgi/10222

コメント(1)

川畑友二 (2013年6月 3日 18:26)

今年の夏に月山に登ろうと思い立ち、このブログを読ませていただきました。とても丁寧に書かれており、写真もとてもきれいです。登山は久しぶりの私も、当日の不安を解消していただいた気がします。有難うございました。

▲このページのトップ記者ブログ(大草 芳江) トップ






記者ブログ


カテゴリ


取材先一覧

■ 幼・小・中学校

■ 高校

■ 大学

■ 国・独立行政法人

■ 自治体

■ 一般企業・団体


宮城の新聞
仙台一高
宮城の塾
全県一学区制導入宮城県内公立高校合同説明会をレポ
宮城の人々