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記者・大草芳江が活動をつづります

2010年3月21日

【番外編】岡山市・倉敷市へ

カテゴリ:フォトギャラリー

特別講演会@日本技術士会・近畿支部(大阪市)、
日本物理学会・年次大会@岡山大学(岡山市)、
親戚旅行@岡山(岡山市・倉敷市)など、
不思議なくらい様々な用事が重なりまして、
20日から近畿・中国地方へ行ってきました。

起業以来(もう5年になります)、やっと一段落した気分なので、
久しぶりに観光も兼ねて、いろいろなところへ足を伸ばしました。

倉敷在住の従姉妹に案内してもらい、親戚一同で岡山市・倉敷市へ。
岡山と言えば、「桃太郎ときびだんご」「大原美術館」「天領だった倉敷」くらいしか知りません。
せっかくなので、岡山市・倉敷市で撮影した写真を、少しご紹介します。

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まずは岡山名物の郷土料理「備前ばらずし」なるものを、「福寿司」でいただきました。
一見すると「ちらし寿司」のようにも見えますが、どうやら「ばらずし」は別物らしいのです。

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こちらが、本日の素材。
ちらし寿司のように、にぎり寿司の具をそのまま使うわけではなく、手間隙かけて、
十数種類の海の幸と三十数種類の山の幸、それぞれ上品な味付けがされていました。
ごまかさずに、丁寧につくっていることが伝わる、素材を生かす優しい味でした。

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ばらずしにも入っていた「黄ニラ」のお味噌汁。
黄ニラは、岡山の代表的な特産物のひとつ、とのこと。

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お刺身の上盛合せ。
「さわら」や「ひら(←初めて聞きました)」など、地魚たっぷり。

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珍しい、さわらのからすみ。
(普通のからすみは、ボラの卵巣でつくります)

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↑ さわらの中落ちの塩焼き。
↓ さわらのかぶと焼き。 (さわらって、こんな顔をしているのですね・・・)

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新幹線で「柿の葉寿司」を食べてしまったことを後悔。
ぜひ次回は、お腹を空かせて、また来たいお店となりました。

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お次は、吉備津神社へ。
(写真中央奥に、国宝の本殿がほんの少しだけ見えます)

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岡山といえば、桃太郎ときびだんご。
吉備津神社は、桃太郎伝説のモデルなどで知られている神社なのだそう。
(岡山土産きびだんごの「きび」は、「黍」と「吉備」の意だったのですね)

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本殿に続く、長い瓦ぶきの回廊。

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回廊には、袴姿の高校生がたくさん。どうやら境内に弓道場があるよう。
後に知ったのですが、吉備津神社は弓にゆかりの深い神社らしいです。

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お次は、備中国分寺五重塔へ。
お散歩やサイクリングが気持ちよさそうな、のどかな田園風景の中にありました。

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桜も少しだけ、咲いていました。

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岡山市から倉敷市へ移動して、宿泊は「倉敷国際ホテル」へ。

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レトロな灯りが、楽しい。

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ロビーには、棟方志功の大版画。

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ホテルは、倉敷美観地区にありました。

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夕食は、ホテル直営店のレストラン「亀遊亭」で。

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岡山の地ビール「独歩」。
美味しかったので、次の日もいただきました。

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前菜やスープなど。

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網焼きステーキが自慢のお店、とのことでした。
ほかに、デザート盛り合わせ。

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倉敷美観地区で、ちょうど「倉敷春宵あかり」というイベントが。

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和傘が灯りで照らされていたり、

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ワークショップが行われていたり、

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あんどんで足元が照らされていたり。

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倉敷観光WEBサイト」からも、観光に力を入れていることが伺えますね。

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祖母の長崎土産・からすみを日本酒で。
「美味しい」と祖母に伝えたところ、「覚えておく」との返事に、格好良さを感じました。
そんな祖母も、もう少しで80歳。もう少しで曾祖母ちゃんになります。

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ご馳走続きですが、一夜明けて、倉敷国際ホテルの朝食(バイキング)。

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特に、「蒜山ジャージーヨーグルト」が美味しかったです。

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以前から行きたかった大原美術館も、ホテルのすぐ隣でした。
とても良かったので、またゆっくりと鑑賞したいです。

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岡山には「デミカツ(ドミカツ)丼」なるご当地グルメがあるそう。
叔母の強い希望で訪れたデミカツ丼発祥の店「野村」には、お昼を過ぎても行列が。

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デミカツ丼と通常のカツ丼、食べ比べできる孫膳(945円)を選択。
2種類で1食分のボリューム。ちなみにデミカツ丼のデミはデミグラスソースの意。
まさに洋食と和食、全く違う方向性の食物を食べている感じでした。

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お腹一杯なので、なるべく歩きます。
ふと見ると、マンホールにも、桃太郎。

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昼食後は、日本三名園の後楽園へ。
いろいろな見所があるので、探検気分で楽しい。

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こちらは、茶畑。
藩主が飲むお茶も、ここでつくられたのですね。
今でも毎年五月には、茶つみ祭が行われるそう。

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井田(せいでん)。

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水路を流れる水は、不思議なほど澄んでいました。
長く伸びた藻が、まるで魚のように泳いでいて、
魚の泳ぎとどう関係しているのだろう?と不思議に思いました。

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唯心山からの眺め。

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蘇鉄畑もありました。ここだけ南国ムード。

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桜の花が少しだけ咲いていました。
唯一花のない季節の後楽園に、来たような気がしなくもありません。

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曲水に板を渡した八橋。
渡るのが楽しいです。

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八橋からのぞくと、水底に不思議な模様が。
どうやら、タニシ(?)が歩いた跡のよう。

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建物の中に水路がある、流店(りゅうてん)。
休憩所として使われていたそう。粋ですね。

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茶畑隣のお茶屋さんで一休憩。
抹茶と、後楽園限定のあん入り・きびだんごをいただきました。

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タンチョウもいました。
雄と雌で、歩き方が全然違うのですね。(雄は一生懸命エラそうに歩いていました)
ちなみに、タンチョウの餌は、生きたドジョウでした。

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「フルーツパフェを食べたい!」と熱望していた叔母と母は、時間のため帰宅。
代わりにと言っては何ですが、しっかりとフルーツパフェを食べてきました。
(岡山在住の従姉妹によれば、おすすめは桃やブドウとのことですが、今は苺です)

後で調べてみたところ、この「フルーツパフェの街おかやま」という、
岡山県産フルーツを使った新作パフェを一斉に売り出す取組みは、
「フルーツ王国=岡山」をアピールしようと、岡山商工会議所が
昨年から始めたもののようです(意外と最近なのですね)。

観光客としては、「その土地ならではのものを楽しみたい」と願うものの、
わかりやすい目印がなければ、認識しないまま過ぎ去ってしまうことも多いため、
(特に時間が限られている時は)このような取組みは、意外と重宝するものですね。

旅行記は、続きます。

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