東北大学経済学研究科教授の大滝精一さんを取材しました
それぞれの人が、それぞれの前提から、それぞれの思いで、
試行錯誤してつくったプロセスあっての結果が、総和として、
今のわたしたちの社会をつくっています。
しかしながら、複雑化・細分化した成熟社会の今、そららの前提やプロセスを、
リアリティーを感じながら認識することが、なかなか難しいと感じています。
そこで『宮城の新聞』では、まず一歩目として、
それらの前提やプロセスをつくる「人」のリアリティーに焦点を当てながら、
「社会って、そもそもなんだろう?」(【科学】や【教育】も、社会の投影)をテーマに、
ひとつひとつ、身近にある要素から、それらを可視化していきたいと考えています。
本日は、東北大学経済学研究科教授の大滝精一さんを取材しました。
大滝さんとは、仙台市総合計画審議会の席が、ちょうど隣です。
いろいろな行政の委員やNPOなど、研究の他にも様々な活動に取り組まれているとのこと。
そんな大滝さんは一体、何に対してリアリティーを感じているのか。
そして、大滝さんのリアリティーを切り口にして見える、社会とはそもそも何なのか。
それらを探るべく、インタビューを行ってきました。
詳しい内容は後日、記事にてご紹介する予定ですので、もう少々お待ちください。
思い起こせば、『宮城の新聞』の前身となる『宮城の塾』では、
一口に塾と言っても、塾の使命と言われる「成績向上・志望校合格」の位置づけや
その実現プロセスは、想像以上に多様であることを、約3年にわたる取材で痛感しました。
そこから「教育って、そもそもなんだろう?」というテーマに広がり、
さらに「科学って、そもそもなんだろう?」というテーマも出てきて、
今回やっと、「社会って、そもそもなんだろう?」という問いを、直接聞くことができました。
私個人にとっては最も抽象度が高い「社会」、
だからこそこれまで、「教育」や「科学」を主な切り口としてきましたが、
これからは「社会って、そもそもなんですか?」という問いも、外へ出していきたいと思います。
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