「ミスター半導体」「光通信の父」こと、西澤潤一さんを取材しました(第3回目)
科学と言うと、「客観的で完成された厳密なもの」というイメージが先行しがちですが、
それは、科学の一部(結果)であって、全体ではありません。
ただし、教科書に載っている事実をそのまま取材しても、なかなか実感がわきません。
そこで『宮城の新聞』では、科学に関する様々な「人」へのインタビューを通して、
実感を伴いながら、「科学って、そもそもなんだろう?」を探っていければと考えています。
本日は、「ミスター半導体」「光通信の父」こと、西澤潤一さんをインタビューしました(第3回目)。
西澤潤一さんは、専門は電子工学・通信工学で、
半導体デバイス、半導体プロセス、光通信の発明・開発で
独創的な業績を挙げた、世界的に著名な方です。
これまで2回、インタビューでお話いただいておりましたが、
西澤さんが実際にどのような現場をつくっているのかを知るべく、
本日は、研究の現場・教育の現場を、取材させていただきました。
80歳を過ぎた今も、現役の研究者として第一線に立つ西澤さん。
西澤さん曰く「孫弟子、いや、曾孫弟子だよ(笑)」の田邉助教からも、お話を伺いました。
「(八木アンテナを発明した)八木先生も、教師の後ろ姿を通じて、
若者は世界を自分の視野に入れるようになると、よく言っておられたそうだ」と西澤さん。
西澤さんの「後ろ姿」から、一体何が伝わっているのか。
記事は、7月公開の予定です。
また、今週末の『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』でも、
7月4日(土)10時から、東北大学片平さくらホールにて、
西澤潤一さんに、「科学技術と東北」をテーマに講演していただきます。
ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。
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