みやぎ工業会「Eタウンバス」研究部会にドキュメンタリー取材へ行きました
県内にある企業でつくる「みやぎ工業会」が、
地元の製造業者と東北大などの研究者と連携し、
小型低床の電気バス「E-タウンバス」を、
仙台市内などに走らせる構想を進めています。
前回に引き続き、「E-タウンバス」取材のため、
宮城県産業技術総合センターにて開催された、
車両開発に向けた研究部会へ参加して参りました。
特集記事を現在制作中なのですが、
その導入文章(案)を、以下に掲載します。
「環境」問題と言うと、化石資源消費による二酸化炭素の増加など、
地球の環境問題をイメージしがちだが、そもそも「環境」とは、
わたしたちを取り巻き、関係するものすべてを指す。
したがって、わたしたちを取り巻き、関係するものすべてのうち、
わたしたち人間にとって問題であるものが、
わたしたち人間にとっての「環境」問題であると言えよう。
これまで自身が肌身で感じてきた様々な「環境」問題に、
真正面から向きあおうとする試みが、
この「Eタウンバス」プロジェクトである。
プロジェクト参加メンバーは、
どのような「環境」問題を認識してきたのだろうか?
そして、それら「環境」問題を、どのように解決していくのだろうか?
本特集では、そのプロセスを取材していく。
構想からその実現までには、
「死の谷」と呼ばれる深い溝が横たわっている。
その谷を越えようと、知恵をしぼる人たちがいる。
「Eタウンバス」が仙台市内を走るとき。
それは、「死の谷」を乗り越え、叡智が結晶化されたときだ。
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