NECトーキンと科学者のコラボ理科授業・第2段!!
地元産業界の技術者やOB等を活用して、
小学生の子どもたちが学ぶ理科と実社会を結びつけた
理科授業プログラム開発を行う経済産業省の施策
「平成19年度 理科実験教室プロジェクト」。
県内2回目の実施となった、大郷町立粕川小学校を
本日取材してきました。
対象となった6年生はなんと、全部で13人。
視察に来た大人たちの方が、はるかに多かったので、
子どもたちも少し、緊張したのではないでしょうか。
前回に引き続き、「電流のはたらき」という単元を、
企業講師の山田さん(NECトーキン)と、
科学者の林さん(NPO法人natural science)の
コラボレーション(=宮城モデル)で実施しました。
以下、関係者のコメントです。
◇企業講師:山田健伸さん(NECトーキン)
「普段はなかなか小学生に接する機会はない。
そのため自分の専門は磁石だが、小学生に説明するために、
改めて考え直し深彫りできるので、企業側にも良いのでは。
また、昨今理科離れ問題が叫ばれているが、我々企業側も、
先々の人材を掘り起こしていかなければと考えている。」
◇相澤恵子教頭
「子どもたちが専門家や技術者と
直接触れ合うことは、大変良い機会。
専門的な立場から見た理科のおもしろさや、
人材のおもしろさが、子どもたちにも伝われば。
はじめは企業による授業に不安もあったが、
子どもたちは企業講師の出したデータをずっと見ていた。
短い時間だったが、大きな出会いになったと思う。
学習している人を間近で見て、
このように自分の学習がつながっていく
ということを子どもたちにも実感してもらえば。
特に6年生は来年度から、多くの見知らぬ人が
集まる中学校に進学するので、今のうちから
人との関わりを増やしていきたい。
また、現職教員の研修の場としても機能している。」
◇山田和郎校長
「大変良いことだと思う。
学校は先生が中心だが、子どもたちはいろいろな人に
接して育たないと、良い人材は育たない。
ぜひこのような方向を広めて頂きたい。」
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