NECトーキンと科学者のコラボ授業を取材しました
地元産業界の技術者やOB等を活用して、
小学生の子どもたちが学ぶ理科と実社会を結びつけた
理科授業プログラム開発を行う経済産業省の施策
「平成19年度 理科実験教室プロジェクト」が、
全国10箇所で実施されています。
今回は、県内初の実施となった亘理町立長瀞小学校での
理科授業を取材してきました。
企業講師(今回はNECトーキンさん)と
科学者(NPO法人natural science)のコラボレーションで
授業をするのが、宮城オリジナルの授業スタイル。
今回は、小学校6年生を対象に、
「電流のはたらき」の理科実験が行われました。
(※詳しい内容は、ニュース記事本文をご覧ください)
企業と科学者が理科の授業をすることについて、
関係者にインタビューしました。
◇担任:鹿又政信教諭(47歳)
「普段の授業では、できない体験。
実験の内容がどのように社会で利用されているかを、
子どもたちに見せたいと思っていた。
長時間の実験にも関わらず、子どもたちは集中してよくやっていた。
今回の実験を、今後の授業にも活かしたい」。
◇企業講師:NECトーキンの浦田さん
「小学生相手にわかりやすく言うのが非常に難しかった。
子どもたちはいろいろなことを考え、いろいろな反応を示していた。
そのような子どもたちの、想像以上に素直な反応を見れて良かった」。
◇本間勲校長
「教員は子どもたちに日頃指導をしているが、
理科の専門家に授業をしてもらうことで、
教師も新たな視点で教材や教え方を
参考にすることができるのでは。
子どもの立場から見ても、教員よりも専門が詳しいので、
刺激があって新鮮だと思う。
担任とは違った興味を持って授業を受けれるのでは」。
授業後、児童たちはきちんと起立して、講師にお礼の挨拶をしていました。
廊下で出会ったときも、きちんと「こんにちは」の挨拶が。
挨拶はもちろん基本的なことなのですが、
自分はこの子どもたちのようにきちんと挨拶できていたかなぁと、
少し不安になるくらい、子どもたちの挨拶は清々しかったです。
そして個人的に、とてもテンションがあがってしまったのが、給食です!
この歳になって、また給食を食せるなんて、感激です!
私はプラスチック製の食器にしか出会ったことがなかったので、
オールステンレスの食器が「まさに給食!」という感じで、
ついつい、嬉しくなってしまいました。
今回は、先割れスプーンで納豆を食すという初の経験もさせて頂きました。
(きっと児童は、マイ箸を持参しているのでしょう)
特筆すべきは、地元食材を活かした和食中心の献立。
地域コーディネーターであるハリウコミュニケーションズの菊地さん曰く、
最近の小学校は脂っこい献立も多いとのことでしたが、
この長瀞小学校の給食は、体に優しい味がしました。
ちなみにこちらが、前回の取材で頂いた給食のメニューです。
これからもいろいろな学校の、様々な取組みを取材していこうと思います。
(決して、給食目当てではありません!)
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