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記者・大草芳江が活動をつづります

2010年3月22日

【番外編】「さびれない島」直島(香川県)へ

カテゴリ:フォトギャラリー

瀬戸内海に浮かぶ、人口約3600人の島「直島」。
近年は、現代美術の島として世界的にも有名です。

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香川県ということで、なかなか行く機会はないな、と思っていたところ、
実は、現在滞在中の岡山県から行く方が、香川県よりも近いらしいのです。

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岡山県玉野市にある宇野港(うのこう)から、フェリーでわずか20分程。
あっという間に、直島に到着。

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フェリーの待合室にも、美術家の作品が、飾られていました。

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なぜ、直島が現代美術の島になったのか、
調べてみると、話は約20年前にさかのぼるそう。

福武書店(現・ベネッセ)の創業者と当時の町長が、
「直島を文化的な場所にしたい」という意見で一致。

当初(1989年)は、試験的に福武書店の社員と、
子どもたちがキャンプを行うところから活動が始まったそうです。
【参照:公式サイト】ベネッセアートサイト直島 History

その後、「直島南部を人と文化を育てるエリアとして創生」をコンセプトに、
ホテル・美術館の「ベネッセハウス」建設、様々な展示も増え続け、今に至るとのこと。

一企業がここまでやれてしまうなんて、すごいです。
(ちなみに、ベネッセの本拠地は、岡山市なのですね)

というわけで、まずは「ベネッセハウス」で現代美術を鑑賞。

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ベネッセハウス・棟屋上庭園から瀬戸内海を望む。

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野外でも、あちこちで作品を鑑賞することができます。
(※野外展示には、撮影可能なものが多いのです)

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島独特の雰囲気も、非日常的で良い感じです。

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海水も澄んでいて、とても綺麗でした。

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直島のシンボル的な、草間彌生の「南瓜」。

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せっかくなので、ぐるりと一周してみました。
ヘタのところが、案外可愛らしいです。

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古い町並み。けれども、手入れが行き届いている印象です。
近寄って見てみると、塀は竹と木でできていました。

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のれんをかけている民家も、たくさん見かけました。
「welcome!」と島に受け入れられているような、不思議な心地良さがあるものですね。

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ゴミ箱と思いきや、空き缶のアート作品でした。

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次の目的地「家プロジェクト」のチケットは、こんな町のタバコ屋さんで購入。
現代美術と町の暮らしが不思議なくらい融合していて、逆にシュールな印象です。

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「家プロジェクト」とは、本村地区(普通に地域住民が住んでいるエリア)を中心に
展開されている、常設のアートプロジェクトなのだそう。

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アーティストが作品化した古民家7軒が公開されています。

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普通の民家ですら、かなり景観が整っているので、気になっていたところ、

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こんな案内も見つけました。

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各民家には、玄関の表札とは別に、こんなプレートが。
表札の苗字とは微妙に違うし、なんだろう?

不思議に思い調べてみると、実はこれ、「屋号」といって、
直島の古い家が持つニックネームのようなものらしいです。

アートは、その土地の文化まで、可視化できるのですね。

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古民家を利用したカフェを見つけました。
外観も、普通の民家(表札まである)、といった印象です。

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内装も、モダンだけど、落ち着く感じが程良いです。

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アイスクリームのような、ポテトサラダ。

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自然なものを使用している、という飲み物。

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オムライス+ココナッツカレーソースを注文。ご飯にもしっかり味が付いています。
祖母が注文したオムライスのトマトソースも、トマトの味が濃くて美味でした。

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デザートのミルクアイスは、予想以上のボリュームでしたが、さっぱりといただけました。
雰囲気だけじゃなく味も良いカフェで、また機会があれば、ぜひ再訪したいです。

それにしても、このカフェのように、若い人が島で古くて新しいお店を開いたり、
縁側で休んでいるように見えたおばあちゃんが、実は入場者数をカウントしていたり、
バス停で談笑していたおじちゃんが、「ここからは車で入れないよ」と言う役割の人だったり。

地域住民の人々が、するっと現代美術の運営側に、入っている感じなのです。
(それだけ、この島の現代美術が、産業にもなっているのでしょうね)

それに、島と言えば、大抵さびれた印象が強いものですが、
今回、実際に歩いた道(家プロジェクトがある本村地区)に関して言えば、
もの自体は古いけれども、とても手入れが行き届いていて、
町全体が生き生きとしている雰囲気があり、ある意味で衝撃的でした。

甘味処をやっている町のおばちゃんが、顔見知りらしい観光客相手に、
「この島はさびれておらんでしょう(←これを方言で言っていました)」と、
自慢げに話していたことが、深く印象に残った直島の旅でした。

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