根井寿規さん(東北経済産業局長)を取材しました(第3回目)
わたしたちの近くにあって、本来ならそこにあるものなのに、その関係性を実感しにくい。
けれども、そのような関係性の集合が、わたしたちの社会です。
ただし、教科書に載っている事実をそのまま勉強しても、なかなか実感がわきません。
そこで、『宮城の新聞』では、「人」を通すことで、実感を伴いながら、
「社会ってそもそもなんだろう?」を探っていければと考えています。
本日は、東北経済産業局長の根井寿規さんインタビューシリーズ、第3回目に伺いました。
わたしたちは日本という国に住んでいますが、
普段の生活において国を実感する機会はそう多くはありません。
国の行政機関のひとつに経済産業省がありますが、
そもそも経済産業省とは何かを、教科書的な知識にとどまらず、
実感を伴って理解していくには、どうすればよいでしょうか。
第1回目は、経済産業省東北経済産業局長の根井寿規さんという「人」を通して、
「経済産業省とはそもそも何か」をテーマに、その一側面をお話頂きました。
第2回目は「政策の対象となる東北を、まずは知る」という前回の取材内容を踏まえた上で、
根井さんの東北行脚の感想を中心に、東北の経済・産業の「今」を伺ってきました。
これまで計2回の取材では、「現場」を重視する根井さんのスタンスが、
仕事のやり方や、生き方の軸となっていることが伝わってきました。
そこで第3回目となる今回は、
根井さんの「現場」を重視するスタンスが、一体どこからやってきたのか。
イラクでのご経験(※)も含めて、生き方の軸となった原点について、お話を伺ってきました。
※根井さんは、イラク戦争直後日本政府を代表し、イラク暫定施政当局に3名の
外交官チーム(故奥大使、故井上一等書記官とともに)の一員として派遣。
記事は、7月に公開予定です。
もう少々お待ち下さい。
また、今週末の『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』では、
7月4日(土)18時から、東北大学片平さくらホールにて、
根井寿規さんをゲストに迎え、「科学と社会」意見交換・交流会(特別編)を開催致します。
「科学と社会」意見交換・交流会とは、「科学と社会」をテーマに、
毎回各界から多彩なゲストを迎え、宮城の日本酒を交えながら、
ざっくばらんに議論するニュータイプのサイエンスカフェの特別編です。
「科学と社会」についてのとらえ方は、立場によって異なります。
議題は、ゲストが「科学と社会」をどのようにとらえているのかからスタートし、
その切り口から、ゲストと参加者で活発な議論を行います。
根井さんの切り口は、「産学官連携と東北(仮)」とのことです。
本会は、「科学と社会」に興味のある方なら、どなたでもご参加いただけます。
ご興味のある方は、こちらからお申込下さい。
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