【つくば出張】高エネルギー加速器研究機構長の鈴木厚人先生を取材しました(研究施設の見学も)
「宮城の新聞」では、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、様々な科学者がそれぞれリアルに感じる科学とは何かを伺うインタビュー特集を行なっています。(東北大物理関係ですと、東北大学理学部物理系同窓会「泉萩会」HPとのタイアップ企画となります)
先週は、ずっと楽しみにしていた、高エネルギー加速器研究機構(KEK)長の鈴木厚人先生の取材のため、茨城県のつくば市に行ってきました。鈴木先生は、素粒子物理学・ニュートリノ物理学が専門の科学者です。これまで個人的にはあまり馴染みのない「素粒子」の世界ですが、なぜ楽しみにしていたのかと言うと、理由は3つほどあります。
一番の理由は、鈴木先生は、いろいろな方から「ノーベル賞候補の研究者として、ぜひ取材をしてほしい」とリクエストのあった科学者の一人なので、いつの間にか私の心の中の「ぜひ取材に伺ってみたい科学者」になっており、その念願が叶って嬉しいという気持ち。
もう一つは、武田暁先生(素粒子理論)や田村裕和先生(原子核物理)など、素粒子関係の研究者へのインタビュー取材を通して、素粒子というものに私も最近少しリンクがかかってきた(興味が湧いてきた)こと。それに、以前から話には聞いていた「加速器」というものを、ぜひ見てみたいと思っていました。そこで今回、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構まで取材に伺わせていただいた次第です。
鈴木厚人先生には、大変お忙しい中、長時間のインタビュー取材に快くご協力いただきました。鈴木先生のインタビュー取材結果については、後ほど、東北大学理学部物理系同窓会「泉萩会」ならびに「宮城の新聞」にてWEB公開いたしますので、もう少々お待ちいただければと思います。
また、インタビュー取材後は、広報室や秘書室の皆さま、ならびに各施設の研究者の皆さまにご協力いただき、施設見学もさせていただきました。本ブログでは、その見学記を少し掲載できればと思います。
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