仙台市教育委員会「たくましく生きる力」育成プログラムの授業実践を参観&取材しました
『宮城の新聞』では「教育ってそもそもなんだろう?」をテーマに、
教育に関わる人へのインタビューや様々な活動の取材をしています。
今回は仙台市教育委員会が2009年度から検討を重ねてきた、
「たくましく生きる力」育成プログラム検討会議の授業実践が
今月から始まるとのご案内をいただきましたので、取材も兼ねて、
28日に仙台青陵中等教育学校で行われた授業を参観しました。
「たくましく生きる力」(略称:たく生き)育成プログラムとは、
変化の激しい社会を生き抜く力を子どもたちに身につけさせようと、
仙台市教育委員会が独自に開発を進めている授業プログラムです。
これから小中学校での試行を重ね、今年度末には策定の予定です。
そもそもこの検討はなぜ始まったかと言うと、最近の子どもたちの
気になる姿として、「自己肯定感が低い」「対人関係能力が低い」
「一つの正解のみに効率的にたどり着こうとする思考が強い」など
といった傾向の強まりが仙台市でも確認されているそうで、これら
学力の素地となる「知恵や態度」も義務教育の中で育まなければ、
学校での学びも浸透しにくいといった危機感から始まったものです。
私は、検討会設置時からコアメンバー(有識者)として検討会議に
参加しながら、これまで下記のような取材をさせていただきました。
議論の詳しい経緯は、下記記事をご参照いただければと思います。
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