宮城の名勝・旧跡巡り ~登米編~
先週登米市で開催された「全国はっとフェスティバル」の記事をご覧になった
「宮城の新聞」読者の方から、登米市の名所情報をご提供いただきました。
そこで本日は、古くから米の名産地として知られ、
(登米市の農業産出額は、東北地方第2位なのだそう)
冬季には多くの渡り鳥が訪れる、宮城県登米市の名勝・旧跡巡りをしてきました。
まずは、日本最大級の渡り鳥の越冬地である伊豆沼を訪ねました。
1967年、文化財保護法に基づく天然記念物に指定され、
1982年、国設(現・国指定)鳥獣保護区に設定され、
1985年、隣接する内沼と共にラムサール条約に登録され、
1996年、日本の音風景100選に認定されている、という沼なのだそうです。
マガンについては、日本に飛来する鳥の約8割が、ここ伊豆沼・内沼に渡ってくるのだとか。
近づいてみると、ハクチョウやオナガガモ(とおぼしき鳥)たちが、こちらへ寄ってきました。
餌付けでもされているのでしょうか。
ハクチョウです。
餌を探しています。
うわ。こんな首の曲がり方をするんですね。驚きです。
オナガガモ(とおぼしき鳥)は、90度体を回転させ、餌を探しています。
ご覧のとおり、意外と水質は良くありません。実は、日本国内でも最悪レベルだそうです。
主な原因として、家庭排水の流入、水鳥のフンやエサによる水質汚濁などが挙げれるそう。
お次は、地域情報収集のために、「道の駅みなみかた」へ。
「東北の道の駅・127駅完走の旅」では、目的地でしかなかった道の駅でしたが、
道の駅らしい道の駅の利用方法を、はじめて体験したような気がします。
観光情報と一緒に、「ごぼうチップス(220円)」と、
物珍しさから、「プチヴェール(120円)」という聞きなれない野菜を購入。
ちなみにこの道の駅のおすすめは、(今日は食べませんでしたが)
「南方産もっこリ和牛の牛丼セット」800円(一日限定20食)です。
ここで、登米市の情報を得て、早速、現地へ。
ちょっと時間がなくなったので、写真のみアップします。
皆さんは、どこの何の写真か、わかるでしょうか?
ヒント:
今年10月、貴重な湿地の保全と「賢明な利用」を掲げるラムサール条約に登録された沼です。
(登米市ではないですが・・・)
伊豆沼とは異なり、人間が近づくと、渡り鳥達は逃げていきます。
近くには、「餌付け禁止」の看板がいくつかありました。
まだ灰色の、ハクチョウの幼鳥。
!!こんな大きな鳥も、逆立ち採餌するんですね。
なかなか、あがってきません。隣のハクチョウも心配してい(るように見え)ました。
廃墟となったレジャーランド。
近くにあるものなのに、実は、よく知らないでいる。
近くにあるものだからこそ、対象化しきれずにいる。
そんなことが、わたしたちの身のまわりには、たくさん溢れているように思います。
わかりやすい例で言えば、わたしは宮城に住み、宮城で活動しています。
けれども、ここ宮城のことを知っているか?と言えば、やはり、よく知らないのです。
やはり住んでいる以上、自分の地域のことを、もっと知りたい。
「東北の道の駅」全127駅も完走してしまい、次はどこを目的地にしょうかと考えていましたが、
これから休みの日には、宮城各地の名所・旧跡巡りをしていこうと思います。
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