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記者・大草芳江が活動をつづります

2009年1月 1日

仙台の初詣風景 2009 (定義山)

初詣は、さて一体どこにしようかと少し迷った結果、今年もやっぱり定義山へ。

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同じ目的を持つ人々が、吸い込まれるように、吹雪の山奥へと車を走らせていきます。

定義山という場所は、よくよく考えてみると、非常に不思議なお寺です。
山形県との県境に近い山奥で、周辺施設もほとんどない場所に位置するのですが、

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なぜか人が多く訪れます。初詣に限らず、普通の休日でも駐車場は満杯。
ちなみに初詣は、多すぎず少なすぎず、程よい混み具合ですので、お勧めです。
(寒い中長時間並ぶのは避けたいが、空きすぎていると御利益がないかもしれぬと不安になる)

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そして、さらに不思議なのは、なぜか若者が多いということ。
何が有難いのか(自分も含め)わからぬまま、なぜかリピートしているという摩訶不思議さ。

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山門前に並ぶ人々も、年齢層が低いです。

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夜なので、名物「三角定義あぶらあげ」ではなく、ぜんざいをこちらのお店で頂きました。
カップル、若いファミリー層、老夫婦と、幅広い年齢層をカバーする定義山。

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先ほどの旧本堂(貞能堂)の混み具合とは打って変わって、新本堂地区は空いています。

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新本堂から道路を挟んで奥へ進むと、五重塔。こちらは普段に増して、人影がありません。
この近くには、五重塔を眺めながら抹茶を頂ける、お茶処「やすらぎ」があり、
300円(干菓子付き)の気軽さから、しばしば利用しています。

【注意】お茶処「やすらぎ」、初詣の時間帯には営業していません。
(営業時間は9時30分~15時、毎週水曜日は休業、冬期間営業あり)

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かく言うわたしも、2~3ヶ月に1度のペースで定義山を訪れており、
いつぞやの記事に記したとおり、おみくじやあぶらあげという目的は一応あるものの、
毎回、なぜ自分がここを訪れているのか、自分でもよくわからない不思議なお寺です。

このように、歴史・格式・文化財・見どころなどとは不相応に、
熱狂的に人を惹きつける寺社を「流行り神」と言うそうなのですが、
なぜこのように人を惹きつけるのか、ぜひ理由を探りたいものです。

そもそも定義山の正式名称は「西方寺」なのですが、「西方寺」と呼んでも通じません。
「定義山」や「定義さん」、「定義如来」と呼ぶのが一般的で、「じょうげ」と発音します。

※「じょうげ」は仙台弁らしいのですが、標準語では「じょうぎ」と発音するため、
 県や市の観光案内や道路の案内標識では「じょうぎ」と記載されています。

では、そもそもなぜ「定義」と呼ばれるようになったかと言いますと、
今から約800年前、平家が壇ノ浦の戦いに敗れた時代まで遡ります。

平重盛(たいらのしげもり)の重臣・平貞能(たいらのさだよし)は、
重盛の遺命で、阿弥陀如来の宝軸を守るために、
源氏の追討を逃れ、名を定義(さだよし)と改め、人里から離れたこの地に隠れ住みました。

建久9年(1198)、貞能は享年60歳で波乱の人生に幕を閉じましたが、
従臣らが墓上に小さな堂を建て、宝軸を定義如来(じょうげにょらい)として祀りました。

その後、宝永3年 (1706)、従臣の子孫であった早坂氏が出家し、
その宝軸を本尊に、浄土宗西方寺(定義如来)を建立。

現在は本尊は秘仏となり、旧暦正月7日を始め、年4回の御開帳があるそうです。


ここで、新たな疑問が。
落人伝説のキーワードとなる「阿弥陀如来の宝軸」、そういえば一度も見たことがありません。
一体どこに、阿弥陀如来が??

090101_12.jpgのサムネール画像・・・もしや、あの五重塔の中に???
3月~12月の毎月7日は、五重塔祭典日で御開帳とあります。
これは是非、行かなくては。

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