2008年8月16日
長崎のお墓は怖くない② ~国宝に隣接する墓~
父方のお墓は、観光地としても有名な、
「グラバー園」や「大浦天主堂」に隣接している。
左に「大浦天主堂」(裏側から)、右にお墓。
今回はじめて知ったのだが、
国宝でもある「大浦天主堂」の正式名称は、
「日本26聖殉教者天主堂」と言うらしい。
「日本26聖殉教者天主堂(大浦天主堂)」は、
慶長2年(1597)2月5日、
豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって
捕縛された司祭、信徒らが処刑された殉教地である
西坂の丘へ向かって建てられた教会堂だそうだ。
「私は長崎出身です(生まれただけだけど)」と話すと、
冗談で「天草四郎の末裔?」と言う方が、たまにいらっしゃる。
「『天草』の子孫が、キリシタン弾圧から逃れるために、
『一』をとって、『大草』にしたんじゃないの?」というロジックだ。
まさか~、と言いつつも、
正式名称「日本26聖殉教者天主堂」に
我が祖先の墓が隣接しているとなると、
そのロジックが、少し現実味を帯びてくるから、不思議である。
もっとも、長崎には至るところに教会があり、
よくは知らないが、墓と教会が隣接することも、
珍しくはないケースなのかもしれない。
ちなみに長崎は、勾配のきつい坂ばかり。
けれどもその分、少し登れば、長崎を眺望できる。
(おまけ)
ほとんどが石でできている、長崎の道。
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