一番町商店街でファッションショー 「仙台コレクション 2008」
一番町を歩いていると、アーケードの真ん中に、ステージが!
19日(日)13:30~19:00に、一番町3丁目 ぶらんどーむアーケード内にて、
仙台のファッショントレンドの祭典「仙台コレクション2008」が開催されるのだとか。
これまでは買い物と言えば、一番町周辺、という感じでしたが、
最近は駅前にパルコができたり、郊外(仙台港・泉パークタウン)にアウトレットモールが
立て続けにできたりと、仙台のファッション事情は急速に変化しつつあります。
そんな中、危機感を抱いた商店街が、大型店に対抗しようと、
一番町一番街商店街振興組合と「仙台FORUS」でつくる実行委員会で主催したのが、
この「仙台コレクション 2008」なのだとか。
全国的にも活躍する仙台出身モデルや、アーティストをゲストに招き、
FORUS館内の人気ブランドを集めての本格的ファッションショーをするそうです。
(ちなみに、「Ray」専属モデルで、花王「エッセンシャル」などのCMで
活躍中の葛岡碧さんは、宮城三女高出身だそうです)
パリコレのように、服飾メーカーが自社デザイナーの新作をバイヤーやマスコミに
紹介することが目的の「プレタポルテ(高級既製服)コレクション」に対して、
この「仙台コレクション」は、
リアルクローズ(現実性のある服)と提唱するファッション性がある普段着を、
舞台上でモデルに着せ、若い女性への小売販売を目的とする、
最近話題の「東京ガールズコレクション」に、ちょっと近いのかもしれません。
気に入った服は、ステージ隣のFORUSで即購入可、というところが、
その場で携帯サイトで購入できる「東京ガールズコレクション」よりも、
よりリアルでダイレクトな感じもします。
いずれにせよ、商店街の中でファッションショーと言うのは、新しいですよね。
このように、仙台の街はめまぐるしく変化しており、競争が激化しています。
よくよく考えてみれば、FORUSはイオングループ。
これまでは、「地元商店街 vs イオン」の図式で敵視されていた部分もある存在ですが、
今回のように、より大きな驚異があれば、
互いに手を取り合い、共通の敵へ立ち向かう図式が出来上がるものなのですね。
敵とは何か、味方とは何か。
その本質を端的に示す、好例といえるのかもしれません。
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