紙版「宮城の新聞」(2012年夏号)発行しました!
「宮城の新聞」では、WEB媒体でのリアルタイムな情報発信に加えて、
年2回、紙媒体でのダイレクトな情報発信を行っています。
おかげさまで今季も、第6号となる、2012年夏号を発行できました。
今号の科学特集は、「仙台・宮城発!パソコンを支える超一流技術!!」と題して、
国際的に著名な、3名の研究者の方に登場していただきました。
・【記録】岩崎俊一さん(ハードディスク装置の小型化・大容量化に貢献)
・【演算】大見忠弘さん(革新的な半導体製造技術の開発に貢献)
・【表示】内田龍男さん(カラー液晶ディスプレイの開発に貢献)
「科学」と言うと、「客観的で完成されたもの」という"結果"のイメージが先行しがちです。
けれども、わたしたちの身のまわりで当然のように使われている科学や技術も、
「人」がつくっているものであり、「こういうものをつくりたい」という思いを原動力に、
試行錯誤の"プロセス"を積み重ねた結果として、今のわたしたちの社会があることを、
中学生の皆さんにも、ぜひ身近に感じてもらいたいと思い、記事を構成いたしました。
なお、紙版「宮城の新聞」は、全仙台市立中学校に全生徒分(3万部)配布されます。
また、各インタビュー記事のフルバージョンは、WEB版「宮城の新聞」でご覧いただけます。
・【記録】岩崎俊一さん(ハードディスク装置の小型化・大容量化に貢献)
・【演算】大見忠弘さん(革新的な半導体製造技術の開発に貢献)
・【表示】内田龍男さん(カラー液晶ディスプレイの開発に貢献)
「宮城の新聞」では、あえて人の主観を削らないことで、臨場感を大切にしているのですが、
紙面の場合、スペースの関係上、多くを割愛せざるをえないのが、いつも悩ましいところです。
けれども、制約があることを逆手に取って、おもしろく情報を圧縮できる方法を考えることで、
意外と本質的なことがシンプルに浮き出るのだなと、今回、記事を編集していて感じました。
今回の編集で得たことを、今後のインタビュー取材にも、ぜひ活かしていきたいと思います。
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