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記者・大草芳江が活動をつづります

2009年4月26日

第2回「科学と社会」意見交換・交流会 ゲストは瀬名秀明さん

カテゴリ:お知らせ弊社取組み

一般的に科学というと、「客観的で完成されたもの」というイメージが先行しがちですが、
それは科学の一部であって、全部ではありません。

『宮城の新聞』では、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
科学に関する様々な立場の方々へのインタビューから、
科学とはそもそも何かを中高生へ伝える特集を1月からスタートしました。

インタビューは基本的に1対1の関係ですが、
この場を多様な人と共有することで、より多面的に「科学」を描写できるのではと考え、
今年度から特定非営利活動法人natural science にて、
「科学と社会」意見交換・交流会を開催していくことにしました。

「科学と社会」意見交換・交流会とは、
「科学」と「社会」はどのようにつながっていくべきなのかをテーマに、
毎回各界のゲストを迎え、ディスカッションを行うものです。

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第2回目のゲストは、作家の瀬名秀明さん(前・東北大特任教授)です。

「科学と社会」の関係性について、
その捉え方は、立場によって異なります。

議題は、ゲストが「科学と社会」の関係性を
どのように捉えているのかというところからスタートし、
その切り口から、参加者同士で活発なディスカッションを行います。

※前回の様子はこちらをご覧下さい。

ゲストの瀬名さんは、
・小説を通してサイエンスを表現すると同時に、
・脳科学や複雑系などの研究者と共同研究をしていたり、
・大学院生向けに「未来について考える」課外ゼミを行ったりと、
作家の枠にとらわれない幅広い活動から、サイエンスを表現されている方です。

◆ロングインタビュー記事はこちら
科学って、そもそもなんだろう?特集:作家の瀬名秀明さんに聞く

◆課外ゼミにお邪魔したときの様子はこちら


瀬名さんから頂いた議論の切り口は、以下の通りです。

「作家として科学を書くとはどういうことなのか」を前提としたところで、

①科学コミュニケーターを支援しながら何かを一緒にやるとしたら、
作家として、どのような方向性・枠組みがあるだろうか。

②ロボット産業ではなくロボット文化としてのロボットを通して地域を活性化するには、
これからどのような取組みが考えられるだろうか。

本会は、「科学と社会」に興味がある方なら、どなたでもご参加いただけます。
ご興味のある方は、ぜひこちらのWEBサイトから、お申込み下さい。

日  時 :2009年5月9日(土)18:00~20:00
主  催:特定非営利活動法人 natural science
ゲ ス ト:瀬名 秀明 氏
(作家、前・東北大学工学部機械系特任教授)
司  会:大草芳江
(特定非営利活動法人 natural science 理事、『宮城の新聞』)
場  所 :東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)会議室
(仙台市青葉区川内40)
費  用:実費1,000円(natural science 応援団員)
※非応援団員2,000円
申  込:こちらのサイトからお申込み下さい。
(参加定員40名、先着順)
締  切:2009年5月7日(木)
備  考:軽食とお飲み物(酒、ノンアルコール)がでます。
飲酒なさる方は、公共交通機関にてお越しください。

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