(独)産業技術総合研究所東北センターへ行ってきました
2009年7月4日(土)・5日(日)、東北大学片平さくらホールにて開催予定の
「学都仙台・宮城サイエンスデイ」(主催:NPO法人natural science )のお打合せで、
独立行政法人産業技術総合研究所(略して産総研)東北センターへ、行ってきました。
「学都仙台・宮城サイエンスデイ」では、
成果や製品だけの「結果」だけでなく、そこに至るまでの「プロセス」を
五感で体験できるような場を、地域につくることができればと考えています。
本日は、成果普及担当・主査の山田さんにご対応頂き、
産総研東北センターで特に力を入れている研究についてや、
新しくなった展示スペース(や隠れた展示スペース)などをご紹介いただきました。
社会の細分化・複雑化に伴い、個々は専門家にまかせ、中身を知らなくても利用できる
ブラックボックス化が進み、わたしたちは便利な社会に住んでいます。
しかしそれは、効率性とひきかえに、本来そこにあるはずの自己と対象との関係性を
実感することが困難な状況に陥っていることも意味しています。
この自己の対象との関係性が見えない危機こそが、様々な問題の本質的な
原因であると捉え、それに対して具体的にアプローチできるものを、
一歩目として、『宮城の新聞』という形で(自己と対象との関係性を情報化し)、
二歩目として、『サイエンスデイ』という形で(情報だけでなく五感で感じられる場を)
つくっていければと考えています。
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