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記者・大草芳江が活動をつづります

2009年2月13日

natural science 「ものづくり講座」 小学低学年も参加可能に

カテゴリ:弊社取組み

NPO法人natural science」では、小学生・中学生を対象とした
実践型科学実験工作教室「ものづくり講座」を毎週木・金に開講しています。

今月から小学校低学年でも受講可能となり、早速、【体験編】受講生も授業開始です。

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ものづくり講座」では障害物を避ける自走型ロボット製作を通じて、
物理・数学やプログラミング言語などの科学的知識、工作器材の使い方や
トラブルシューティング能力などの工作技術を養うことで、

初心者からものづくり上級者まで、ものづくりを通じて、
「論理的思考力」と「洞察力」、すなわち「科学的思考力」を養うことを目的としています。

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こちらの【実践編】生徒さんは、マイコンプログラミングで椅子一周レースに挑戦中。

本講座では、部品を組み立てればロボットが完成するキット商品は用いずに、
自ら障害物を探知し回避する自走型ロボットの製作を行います。

半田ごてを用いて電子回路を作成するハードウェア、
コンピュータによるプログラミングによりアルゴリズムを学ぶソフトウェア、
1年間(全40講座80時間+補講)で、その両方を一から学ぶ講座です。

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もちろん1年かけなくても、つくろうと思えばロボットそのものはつくれます。
現に、部品を組み立てればロボットが完成するキット商品は世の中にたくさんあります。

しかし本講座の目的は「ロボットをつくること」ではなく、
「自分の力だけで自走型ロボットをつくれる総合的な力をつけること」。

ロボットを自分でつくれるだけの総合的な力とは、
①数学や物理、技能などの分野間のつながりを納得しながら構築できること
②アルゴリズムを構築し、効率的な問題解決ができること

すなわち、論理的思考力や問題解決力を、
「ロボットをつくる」という自然なモチベーションから、なめらかに育むことを目指した講座です。

また、ロボット制作を行う過程で、
電流・電圧の知識や、プログラミングの仕組みなど、
中学校、高等学校で学ぶ物理や数学の概念を学ぶことができます。

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これまで学んだ散文的な知識が有機的に組みあがる前提は、
「やってみよう」と、まず自分でやってみる精神。

「やってみよう」精神をモットーとする、natural science メンバーの東北大工学部生らが、
毎週の講義を自ら組立て、毎週授業を実践し、報告書も公開しています。

詳しくは、natural science カレッジ 【ものづくり講座】をご覧下さい。

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