2008年10月 7日
今日は旧暦9月9日「重陽の節句」
カテゴリ:時事ネタ
今日は旧暦の9月9日、五節句の一つ「重陽(ちゅうよう)の節句」にあたるそうです。
「菊の節供」とも呼ばれるそう。
3月3日、5月5日、7月7日と、節句は月と日が重なっているのが特徴ですが、
これは、同じ数字の重なる月日を特別な日だと考える、
古代中国の「重日思想」から定着したものなのだとか。
また、数字が奇数なのも気になりますが、
これは、奇数は陽の数、偶数は陰の数、という中国伝来の陰陽説に由来しているようです。
そして、一桁の奇数としては一番大きな数である「9」は、
「陽の極まった数」として陽数を代表する数と考えられていたため、
「陽の極まった数の重日」ということで「重陽」となったそうです。
「重陽の節句」には、「きせ綿」という行事もありました。
前日、菊の花に綿を被せて一晩置き、朝になってから、
夜露に濡れて香りを含んだ綿で体や顔をふくと、若返ると信じられていたのだとか。
最近、冷たくなった風や、金木犀の香りに秋を感じるものの、
行事から季節を感じる機会は、めっきりと少なくなったような気がします。
今週の土曜日(10月11日)は、「後の月見(旧暦9月13日)」なので、
天気がよければ、お月見なんていうのも、良いかもしれません。
ちなみに今日の写真は、昔、京都で撮影した写真でした。
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