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2024年 03月 19日 (火)
記者ブログ
記者・大草芳江が活動をつづります

2013年7月29日

【まとめて報告】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013、盛況のうちに無事終了!など

カテゴリ:弊社取組み

「あれ、今年のサイエンスデイは、海外出張中で不在じゃなかったの?」と複数の方に聞かれ、
「主催者が不在なんて、ないですよ(笑)」と何度か答えるうちに、やっと思い当たりました。
このブログが「スペイン出張中」のままであったことを...。

皆さま、毎度のことですが、大変ご無沙汰しております。
おかげさまで、予定通り、6月に無事、帰国しておりました。
昨日は久々にたっぷり眠り、なんだかお肌の調子も、良い感じ(?)です。

というのも、主催者として約半年間かけて準備を進めてきた
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013』(7月21日)や
「サイエンスデイAWARD2013表彰式・交流パーティー」(7月25日)が
おかげさまをもちまして、盛況のうちに無事終了いたしました!

そして、土曜日には、パネリストを務めさせていただいた講演&シンポジウム
「理系女子の輝く未来~その現状と課題~」(主催:NPO法人イコールネット仙台)も
終了しまして、とりあえず一段落です。というわけで、久々のブログ更新です。

20130729.jpg
写真は、「理系女子の輝く未来~その現状と課題~」で御講演中の大隅典子先生(東北大学医学部)です。
大隅先生のブログに早速、報告がアップされています。(私のこともご紹介いただき、ありがとうございます)

とはいえ、土曜の講演&シンポジウムでコーディネーターを務められた大隅典子先生は、
超お忙しいのにもかかわらず、個人ブログ等々を、高頻度で更新されています。
やはり、時間<<日頃の認識力や判断力等々の力、ですね。私も日々鍛えねば・・・!

さて、実は、ブログに更新したかったことが、たくさんございました。
とりあえず、一覧にしてみると、下記のとおり。

□ 『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013』大盛況のうちに無事終了!
□ 『サイエンスデイAWARD2013表彰式・交流パーティー』も盛況のうちに開催!
□ JST科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成地域型」企画採択
□ 紙版『宮城の新聞』(2013年夏号:vol.8、特集・素粒子物理学)3万部発行!
□ 東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)×『宮城の新聞』コラボ連載開始!
□ KDDI復興支援室×『宮城の新聞』コラボレーション 震災復興インタビューシリーズ
□ 「HTML5による 物理シミュレーション~拡散・波動編~」5月22日に発刊!
□ フジテレビ月9ドラマ『ガリレオ』(福山雅治主演)タイアップ無事終了!
□ 東北工業大学 「ソーシャル・アントレプレナー論」で講義させていただく
□ 仙台二高の生徒さんに、キャリア教育の一環として「企業訪問」をしていただく
□ 国際ナノ・マイクロアプリケーション コンテスト(iCAN'13)国内予選にて審査員
□ 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会委員に就任
□ 宮城県仙台第二高等学校 学校評議員に就任
□ 仙台市立仙台青陵中等教育学校 学校評議員に就任
□ 宮城県宮城広瀬高等学校 学校評議員に就任
□ 宮城県仙台向山高等学校 学校評議員に就任 など

ここで、一気にまとめて報告させていただきます!

まずは、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資することを願い、
今年で7年目を迎える科学イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』から。

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『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』とは、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
現代社会では実感する機会の少ない科学の"プロセス"を子どもから大人まで五感で感じる日
をコンセプトに、2007年から毎年7月に開催している、体験型・対話型の科学イベントです。

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今年度も、本趣旨に賛同する大学・研究機関や企業、行政・教育機関など
95団体にご出展いただき、東北大学川内北キャンパスをまるごと会場に、
83の体験型・対話型の科学プログラムが、一斉実施されました。
(出展プログラムの一覧は、こちら

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2011年度から共催団体として多大なるご協力をいただいている、
東北大学と産業技術総合研究所東北センターに加え、
今年度から新たに宮城県や市教委、仙台高等専門学校など計6団体に共催として、
また、31の団体に後援として、多大なるご協力を賜りました。

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幸いなことに今年はお天気にも恵まれ、おかげさまをもちまして、昨年を上回る、
約7,200人の方にご来場いただき、盛況のうちに無事開催することができました。

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「サイエンスディのお便りが小学校より届きました。息子が学校から帰ってすぐにパンフを
持って私のもとに駆け寄り、『今年もぜったい行くからね』と笑顔で報告してくれました」と
メールをいただいたり、知り合いの先生方が、普通に家族連れで遊びに来てくださったり。

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手弁当の手作りイベント故、運営面での至らない点など多々あるかと存じますが、
毎年の継続開催により、少しずつ、社会に定着している実感が、主催者としては喜びです。

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出展者・来場者各位、ご協力を賜りました関係団体の皆さまに、
この場を借りて、心から感謝申し上げます。

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また、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』では、あなたが"よい"と思ったプログラムに対し、
お互いに自分の賞をつくって表彰し合う取組み「サイエンスデイAWARD」を行なっています。

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"よい"科学や技術とは、そもそも何か?そこにはさまざまな視点があります。
サイエンスデイAWARDは、複眼的な視点から評価できるよう、
個人・団体問わず誰でも賞を創設できることが、最大の特徴です。

20130725_02.jpg

今年で3年目となる「サイエンスデイAWARD」は、昨年度(34の個人・団体)を上回る、
40の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などにより、計42の賞が創設されました。
(創設された賞一覧は、こちら

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審査結果は、7月25日(木)に東北大学片平さくらホールにて開催した
「サイエンスデイAWARD2013表彰式」にて発表されました。
当日は、会場いっぱいとなる約160名の方に、ご出席を賜りました。

20130725_05.jpg

表彰式では、賞創設者から受賞者に対して、一人ひとり表彰状を手渡し、
それぞれの視点からなぜ"よい"と思ったのか、授賞理由が述べられました。

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「とてもわかりやすかったで賞」を創設した仙台市立愛子小学校5年の
鈴木乃愛さんも、会場に駆けつけ、表彰状を授与してくれました。

20130725_09.jpg

また、受賞者には、賞創設者の特徴を活かした副賞も、それぞれプレゼントされました。
(写真は、流体研で研究中の超音速複葉旅客機「MISORA」の、世界で5つしかない模型)

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それに対して受賞者は、それぞれ1冠受賞につき1分スピーチ。受賞の喜びを語りました。
(写真は、仙台高専リカレンジャーの皆さん。出展プログラムの雰囲気も伝わってきますね)

20130725_08.jpg

「当日は本当に出席したかったのですが,出張が前々から決まっていたので」と、
応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)を創設してくださった安藤先生は、なんと、
ビデオで授賞理由コメントを送ってくれました。心豊かになるプレゼントですね。

20130725_03.jpg

また、これから新しくスタートする『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』の
キックオフイベントも併催されました。(写真は、運営委員長(予定)として、
キックオフ宣言を行なってくださった、仙台高専校長の内田龍男さんです)

『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』とは、学都「仙台・宮城」の地域特性を活かし、
この地で生まれた科学や技術の"プロセス"が、実感を伴って地域に還元される循環、
名付けて「科学・技術の地産地消」モデルを構築することで、知的好奇心がもたらす
心豊かな社会の創造に資する、持続可能なコミュニティ形成を目指すものです。
(詳しくは、こちら

20130725_meeting-1.jpg
(写真は、サイエンスデイAWARD表彰式前に開催した、第1回運営会議のようす)

このたび独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学技術コミュニケーション推進事業
「ネットワーク形成地域型」平成25年度新規企画に採択され、
(提案機関:宮城県、運営機関:NPO法人 natural science コーディネーター:大草芳江)、
これから3ヵ年度、JSTからの支援を受けながら、本構想の具現化を目指して参ります。

20130725_14.jpg

続いて、表彰式後は、交流パーティーを開催いたしました。
今年、特に嬉しかったことは、参加した中高生たちが「こんな分野の人の話を聞きたい」と、
積極的に、たくさんのリクエストをくれたことです。(交流パーティーが終わる時間まで!)
積極的な気持ちの総和が、サイエンスデイ。人の心を豊かにするエネルギー源です。

20130725_syugo.jpg

これからも「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造」に資することを目指し、
今後は『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』として活動を展開して参ります。
最後になりましたが、ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆様に、心よりお礼申し上げます。

そして、ここからは、箇条書きにてご報告!(すみません、エネルギー切れです)

【宮城の新聞】(13年夏)_外面.gif
【宮城の新聞】(13年夏)_内面.gif

●紙版『宮城の新聞』vol.8(2013年夏号、特集:素粒子物理学
 ~「私」は何からできていて、「私」はなぜ存在するの?~
 全仙台市立中学校に全生徒分3万部配布)を無事発行!

 紙面には、高エネルギー加速器研究機構・機構長の鈴木厚人先生、
 東北大学ニュートリノ科学研究センター長の井上邦雄先生、
 東北大学理学研究科(原子核物理)の田村裕和先生に、登場いただきました。

20130730_01.jpg

●弊社代表・遠藤理平による著書(第2弾)「HTML5による
 物理シミュレーション~拡散・波動編~」5月22日に発刊!
 第3弾も、近々、出版予定です!!

●フジテレビ月9ドラマ『ガリレオ』(福山雅治主演)タイアップ無事終了!
 ちなみに、最終回の最終シーンは「ぜひお勧めのシミュレーションを」との
 ことでしたので、水素原子の様々な量子数における電子雲を提供しました。

●東北工業大学 「ソーシャル・アントレプレナー論」のゲスト講師を務めさせていただきました。
 東北経済連合会の西山さんが持っている、文系学生対象の講義です。
 これまで講演させていただく機会は何度かありましたが、大学講義は初です。
 西山さんがマーケティングのプロの視点から、我々の活動を位置づけてくださり、
 私も大変勉強になりました。学生さんから質問も多く貰えて、よかったです。

●仙台二高さんが、2年前からキャリア教育の一環として行なう、「企業訪問」。
 生徒さん自ら希望する会社や大学にアポイントを取り、インタビューを行うもの。
 実は2年前、『宮城の新聞』でも同行取材させていただきました(当時の記事はこちら)。
 今回は、なんと、その「企業」の一つとして生徒さんに選んでいただき、嬉しかったです。

●『宮城の新聞』コラボレーション連載がはじまりました!
 KDDIさん(復興支援室)と、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)さんです。
 いただいたテーマ(復興、女性)を切口に、大草が取材させていただいた記事が、
 KDDIさんやALicEさんのHPと、『宮城の新聞』の両方に掲載されます。

●今年度から新規に務めさせていただくことになった公職。
 ・仙台市震災復興メモリアル等検討委員会委員
 ・宮城県仙台第二高等学校 学校評議員
 ・仙台市立仙台青陵中等教育学校 学校評議員
 ・宮城県宮城広瀬高等学校 学校評議員
 ・宮城県仙台向山高等学校 学校評議員
 (仙台市科学館協議会委員や、仙台市教育委員「たく生き」コアメンバーは、今年度も継続)
 特に、学校評議員は、特徴の異なる4校を、一度に見させていただくことになるので、
 それぞれ、どのような教育が行われているか比較可能というのが面白い。楽しみです。

そして、明日・明後日は、東北大学のオープンキャンパスが開催されます。
実は、高校生以外も参加可ですので、興味のある方は、遊びに行ってみては。

今度こそ、更新頻度を上げるぞ!とここで決意表明して、
本日の更新を終了とさせていただきます(趣味のプールに、今日も間に合わなかった・・・)。

<追記>
『宮城の新聞』読者でもある伊藤さんから、「パソコンで疲れた目を癒してください」と、
オオムラサキの写真を送っていただきました。伊藤さんのお兄さまが育てた蝶とのこと。

oomurasaki.jpg

伊藤さんのお兄さんは、登米市南方町で農業を営まれている方で、大の蝶好き。
10年前から、育苗ハウス内での飼育に挑戦し、2011年に初めて羽化に成功。
今年は約50羽が羽化したそう。朝日や毎日、読売やNHKでも報道されていました。
知的好奇心の賜物ですね。

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