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2017年 08月 19日 (土)
女子理系学生のホンネ座談会

女子理系学生のホンネ(6/9)

楽しさからつらさまで、包み隠さずリアルな女子理系学生の「今」を語る座談会。



科学の気持ちよさ

原:
よく研究室の人たちに、「なんでそんなにがんばれるの?」って聞かれるんだけど、私、とまらないんだよね。
一同:とまらない!
丸山:
いいデータがとれてきたら、「今だ~っ!!!」ってデータをとろうとするね。
倉澤:
うまくいかないときは、うまくいかないものだけど。
丸山:
でも「今だ~っ!!!」ってなったときは、すごく気持ちいい。
倉澤:
そういうときに、教科書を読んだら理解できる。何か現象を見てから、専門に戻る。そうやって結び付けていくよ。だから時間がいくらあっても足りないけど(笑)。
原:
むすびついていかないと、わからなくならない?すぐに忘れちゃう(笑)。
倉澤:
いかにつなげるかだよね。
丸山:
「今、これ知ってるのは、私だけなんだよ~!!!」っていうのがたまらなく気持ちいい、純粋な研究者としての喜び。自分だけの世界として、最高の瞬間だよね。「あれは、本当だったんだよ~~!!!」って、私事ですが、夜中に彼氏に電話したくらい。「そうそう、よかったね・・・」っていう反応が返ってきたけど(笑)。そういうものが、論文になっていくんだものね。でも一度だけ、同じことを他の研究室に先に発表されちゃったことがあった。すっごく悔しかったけど、「あぁ、あの時、同じものを見ていたんだなぁ」って思ったね。

― その喜びは、まさに研究の醍醐味ですね。科学は、そのような歴史の積み重ねなのだなぁと感じます。

原:
私は、患者さんに喜んでもらえたときが、うれしいな。
丸山:
そこは、うちら(理学系)は考えなきゃいけないところだよね。

― 原さんの専門(疫学)は、もともと「社会の役に立つ」ための実学。それに対して、丸山さんや倉澤さんは、物事の根源を追求する理学を専門にしているから、「社会の役に立つ」とは、もともとちがった位置づけにありますね。「どうして?」「なんで?」という理学的なアプローチは、例えば子どもの教育と相性がよい気がするのですが、いかがでしょうか。

丸山:
確かに、前回のイベントのアンケートを見ると、大人の人たちは、原さんのブース(家庭血圧や食育がテーマ)が「役に立った」って答えていたケースが多かったね。
原:
子どもよりも、お母さんたちが興味を持っていたみたい。
倉澤:
反対に、子供たちは「役に立つ」とかはあまり興味がなくて、どちらかというと、不思議なものを見て、「なんで?」「どうして?」って反応になったものね。


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