ゲストに哲学者の野家啓一さんを迎え、第3回「科学と社会」意見交換・交流会を開催しました
一般的に科学というと、「客観的で完成されたもの」というイメージが先行しがちですが、
それは科学の一部であって、全部ではありません。
当サイト『宮城の新聞』では、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、
科学に関する様々な立場の方々へのインタビューから、
科学とはそもそも何かを中高生へ伝える科学特集を1月からスタートしました。
インタビューは基本的に1対1の関係ですが、
この場を多様な人と共有することで、より多面的に「科学」を描写できるのではと考え、
今年度から特定非営利活動法人natural science にて、
「科学と社会」意見交換・交流会を開催していくことにしました。
「科学と社会」意見交換・交流会とは、
「科学」と「社会」はどのようにつながっていくべきなのかをテーマに、
毎回各界のゲストを迎え、ディスカッションを行うものです。
第3回目となる6月6日には、『宮城の新聞』インタビューでもお世話になった
哲学者の野家啓一さん(東北大教授、東北大理事)をゲストに迎え、開催しました。
18:30~19:00は、「科学と社会」に対する、
ゲストの切り口について、その意図をお話頂く講演会からスタートし、
19:00~21:00は、ゲストの切り口をもとに、
宮城の日本酒も交えながら、ざっくばらんな意見交換・交流会を開催しました。
宮城・仙台という「地域」を体現すべく、お酒は宮城の日本酒のみ。
阿部酒店さんにコーディネイトして頂き、今回はこの3本をご用意。
お米は3本とも、「雄町」。
蔵の違いはもちろんのこと、精米歩合65%・60%・55%の違いも楽しめます。
日輪田 特別純米 雄町 19BY生詰 65%
橘 屋 特別純米 雄町 20BY生 60%
墨廼江 純米吟醸 雄町 20BY生詰 55%
当日の議論の様子は、議事録としてまとめ公開します。
詳しくは、特定非営利活動法人natural science 報告ページをご覧下さい。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ゲストに哲学者の野家啓一さんを迎え、第3回「科学と社会」意見交換・交流会を開催しました
このブログ記事に対するトラックバックURL: https://field-and-network.jp/mtos/mt-tb.cgi/7341