2009年10月12日
物理学者の石井武比古さんへのインタビュー記事を公開しました
カテゴリ:お知らせ
一般的に科学というと、「客観的な完成されたもの」というイメージが先行しがちです。
しかしながらそれは、科学の一部であって、全体ではありません。
そこで『宮城の新聞』では、「科学って、そもそも何だろう?」をテーマに、
科学に関する様々な「人」へのインタビューを通して、科学とは何かに迫る特集をしています。
物理学者の石井武比古さん(東京大学名誉教授)へのインタビュー記事を公開しました。
「放射光」の専門家で、日本物理学会会長も務めた石井武比古さんは、
「勉強がよくできるっていうのは、君、それは欠点だよ。
それしかできないと、教授にしかなれないよ。ほどほどに、ほどほどに(笑)」と豪快に笑う。
「医者になれ」と言われていた石井さんだが、結局、物理の教授になった。
「トラップされちゃうのです、物理やりだすと(笑)」と、また石井さんは笑う。
「科学とはそもそも何か」や教育についてはもちろんのこと、
和歌山毒入りカレー事件の化学分析にも使われた「放射光」についても、
エピソードを交えながら、基礎から応用、その歴史まで、幅広くご紹介いただいています。
石井さんは、写真通りの豪快でユーモラスな方。
ユーモアのかげに「そもそも科学とは何か」をそっとのぞかせたロングインタビュー。
ぜひご覧下さい。
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