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2017年 12月 13日 (水)
記者ブログ
記者・大草芳江が活動をつづります

2011年4月13日

「学都『仙台・宮城』サイエンス・デイ2011」を予定通り7月10日(日)に開催します

カテゴリ:お知らせ

2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災により、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

私が理事を務める特定非営利活動法人 natural science では、
今年度の『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』の開催時期等について、
しばらく検討を重ねておりました。そんな中、多くの企業や大学関係者の皆様から、
「こんな時だからこそ、むしろこの時期に、仙台・宮城、東北の元気を外に向けて発信しよう」
という大変心強い声を多数頂戴し、当初の予定通り7 月10 日開催に踏み切った次第です。

私たちが本イベントを4 年前から毎年開催しているその趣旨は、今もなお変わりません。
下記の開催趣旨に記す通り、「科学」を切り口に、自己と対象との関係性の
可視化・再構築の場として機能することを「科学で地域づくり」と位置づけ、
その活動の一環として開催するものです。

その一方で、今回の震災は、当たり前にあると信じていた対象を失う形で、
自己と対象との関係性を痛いほど我々に突き付ける結果ともなりました。

我々はこの現状をどのように受け止め、どのようにして未来をつくっていけば良いのか。

先の見えない不安が襲う中、それでもやはり我々一人ひとりが、
「そもそも科学とは何か」を改めて問いかけながら、
その答えを見出そうとする営みにこそ、未来を切り開く力があるものと、
私たちは相変わらず信じています。

私たちにできることは大変僅かな一歩ではありますが、
『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』という場がその一端を少しでも担えることを願って、
これまで同様の下記開催趣旨で本イベントを今年度も開催します。

【名称】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2011
【日時】2011年7月10日(日)9:00~17:00
【会場】東北大学川内北キャンパス講義棟
【主催】特定非営利活動法人 natural science
【共催】東北大学

※準備期間は当初の予定よりも1ヶ月ほど短くなってしまいましたが、
 5月頭には、今年度用のWEBサイトを公開したいと考えております。
 詳細につきましては、もうしばらくお待ちください。

※下記に開催趣旨を掲載します。

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 開催趣旨

 近年、わが国の科学技術研究及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」の基盤を揺るがす深刻な問題として、子どもたちの「理科離れ」が叫ばれています。「理科離れ」は単に「個人的に理科が嫌い」という問題ではなく、理科を学ぶ過程で本来養われるはずの「知的好奇心」や「論理的思考力」などの低下を意味しています。その結果として、文理問わず高等教育を理解できない学生が増大し、大学教育の質の維持が著しく困難に陥っているというかたちで問題は顕在化しており、もはや「理科離れ」問題は、国民全体による知の問題、すなわち社会的リスクであると捉えられています。

 これらの社会的背景に、社会の細分化・複雑化に伴い、個々は専門家に任せ、表面だけを利用するブラックボックス化が進んだことがあります。その結果、わたしたちは効率性と引き換えに、本来そこにあるはずの自己と対象との関係性を実感することが困難な状況に陥っています。しかしながら本来、自己と対象との関係性の集積が、すなわち社会です。この自己と対象との関係性が見えない危機こそが、個人・地域社会・国レベルでの問題の本質的な原因とnatural science では捉え、そこから解決策を見出していきます。

 自己と対象との関係性を最も実感しやすい範囲として、natural science は社会の中でも特に" 地域" に着目します。自分が社会に与えている影響と、自分が社会から受けている影響を実感できることで、人は自らの社会的存在意義を自覚し、主体的に活動することが出来ます。このようなひとりひとりの内発的モチベーションによる主体的なアクティビティーが、地域をつくり、そして社会全体をつくるドライビングフォースとなります。つまり" 地域"こそが、社会をつくる基盤であると同時に、社会全体をつくる原動力として、大きな可能性を秘めているのです。

 そもそも「科学」の本質は、観察からはじまります。対象に直接触れ、自分の目で見て、自己と対象との関係性を五感で感じることなしに、知的好奇心・論理的思考力が養われることはありません。「科学」と言うと「科学は専門家だけが知っていればいい」と自己と科学との関係性を認識しようとしない風潮や、または成果ばかりが注目されがちですが、そこに至るまでのプロセスにこそ、知的好奇心や論理的思考力をはじめとする、科学的なものの見方・考え方、すなわち自己と対象との関係性を構築する姿勢が隠されています。

 natural science は「科学」を切り口に、自己と対象との関係性の可視化・再構築の場として機能することを「科学で地域づくり」と位置づけ、日々の科学教育や研究開発活動のほか、企業や大学・研究機関との協働で地域ぐるみの体験型科学イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を毎年開催しています。本イベントは「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、製品や成果などの" 結果" だけでなく科学や技術の"プロセス" を五感で感じられる場づくりを通して、子どもから大人まで、それぞれの多様な感じ方から、科学を切り口に自己と対象との関係性を位置付けることのできる場づくりを目指しております。

 このような『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』という場が、企業や大学・研究機関、行政などの枠を超え、「科学」を切り口とした地域における新たなコミュニケーションの場として機能することで、「科学で地域づくり」へむけた着実な一歩となることを目指します。

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